採用
2023/06/23
KDDIのキャリア採用(中途採用)でよく聞かれる質問7選。
採用担当がお答えします!
昨今、企業におけるキャリア採用(中途採用)の割合が増えています。KDDIも、昨年度と同等数の数百名規模の採用を実施しています。求職者のみなさんからは「KDDIに興味はあるけれど、応募するにあたり、もっと詳しく知りたい!」という声を聞きます。今回は「KDDIのキャリア採用(中途採用)でよく聞かれる質問7選」をお伝えし、質問への回答を通して、採用情報からではわからない"KDDIのリアル"を、キャリア採用担当の小泉さんと寺澤さんがお答えします!
目次
■インタビュイー略歴
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小泉 紀惠
- 人事本部 人財開発部 キャリア採用グループ
新卒でKDDIに入社。コンシューマ営業統括本部にて代理店営業に従事したのち、金融事業を推進する部署にて海外子会社の運営や保険サービスの企画・推進を担当。その後秘書室を経験し、2021年から現職。
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寺澤 慧人
- 人事本部 人財開発部 キャリア採用グループ
新卒でKDDIに入社。コンシューマ営業統括本部に9年間所属。代理店営業、グループ会社のKDDIプリシードに出向し新店舗(au Style SENDAI)立ち上げ、営業力強化およびCX向上施策の推進、部門人事業務を担当。2023年4月より現職。キャリア採用の業務に従事。
1. KDDIにキャリア採用者はどれくらい在籍していますか?
小泉:全社に占めるキャリア採用者の割合は約「25%」です。まだまだ少ないと感じるかもしれませんが、年々在籍数は増えており、キャリア採用者が半分以上のグループも複数(注1)あります。
寺澤:2021年度の全社の平均年齢は「42.5歳」です。昨年度のキャリア採用者の平均年齢は「33.2歳」ですので、全社の平均年齢より若い方も多く入社されています。年齢問わず、様々な業界から転職し活躍されている方々が多い印象です。
(注1) キャリア採用者関連記事 - 「キャリア採用、昨年比2倍の400人を募集。中途入社した社員の人物像は?」
2.社員同士の横のつながりがありますか?
小泉:社員同士の横のつながりもありますよね。例えば、日本の各地域を応援する社内コミュニティとして、「KDDI地域サポーター」があります。2022年2月時点で、兵庫県、広島県、長野県、福岡県、北海道の5つの道県でコミュニティが生まれています。
寺澤:部署関係無く横断的に参加されていて、「地域のために何かしたい」思いと地方の課題解決の実現に向け、皆さん活動しています。
小泉:他にも「Tech-in」(注2)という、エンジニアの方々のコミュニティもありますよね。コミュニティのイベントには延べ2200人を超える社員が参加しています(2022年4月現在)。組織の壁を超えて技術・ナレッジを共有したり、自発的なアウトプットのきっかけを作っている、とてもエネルギッシュなコミュニティです。
(注2) 社内コミュニティ関連記事 - 「大企業病をぶっ壊せ! 熱きエンジニアたちのコミュニティ活動「Tech-in」」
3.ワークライフバランスの実態は?
寺澤:残業時間は全社平均で「22時間/月」です。1日あたり1時間程度になります。業務内容によっては業務が集中する時期もありますが、会社として年間360時間の範囲内で収まるように対応しています。
小泉:フレックスタイム制や変形労働制を使って、ご自身の生活にあわせて柔軟に働くこともできますよね。私も業務が夕方以降に集中する日は、出社時間を後ろにずらしています。
寺澤:有給休暇の取得率は「75.5%」です。民間企業の平均有給取得率よりも高い水準になっています。会社として有給取得推奨日の設定があるので、「会社が推奨している日なら有給を取ろう!」という気持ちになりますね。(注3)
小泉:「KDDIグループ 健康経営宣言」でも発表していますが、会社として社員の健康を重要な経営課題と捉えています。そのため、社内カウンセラーとの面談を半期に1回実施し、心身ともに健康であるか、しっかりとチェックをしています。
(注3) 福利厚生関連記事 - 「KDDIの福利厚生でよく聞かれる質問10選。採用担当がお答えします!」
4. どのような人事制度で人事評価されていますか?
小泉:まずKDDIの人事制度ですが、2021年から全総合職を対象にKDDI版ジョブ型人事制度を開始しました。「プロを創り、育てる」ことを目的に、ジョブディスクリプションをベースとした制度です。
寺澤:人事評価は、「成果の最大化」と「個人の能力開発」を目的としています。これにより組織目標の達成や組織力の向上だけでなく、会社レベルでは経営戦略や業績目標の達成にもつながっていきます。
小泉:全体像をお伝えすると、結果に対する「成果・挑戦評価」、現在の能力(課題解決/コミュニケーション/専門性)に対する「能力評価」、それらの結果を自動プロットし未来への期待を予測する「人財レビュー」による評価を実施します。成果・挑戦評価は1on1による日々の上司との対話、能力評価は360度評価+上司評価で行われます。
▲ 評価制度の全体像。全体を下支えする1on1は、上司とメンバー間の対話を通じ、業務の成果とメンバーの成長を最大化する目的で行われます。
5.入社後、どのようなキャリアパスを歩んでいますか?
寺澤:ご応募いただいたジョブを深耕しエキスパートとして活躍されている方、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている方、ジョブチェンジをした方など、多様なキャリアパスを歩まれています。
小泉:KDDIでは、自身のキャリアプランの実現に向けて、上司との1on1を月に1回以上実施しています。1on1で日々の業務進捗や自身の業務の棚卸しなどを行うことで、一人ひとりが能力を発揮し、成長できる環境を整えています。
寺澤:KDDIは社内副業(注4)や公募も盛んです。特に社内副業は、自らの希望で募集業務に手を挙げ、柔軟に新しい場に挑戦することができるため、自身の専門性の探索や習得がしやすくなります。私自身も社員講師の副業に応募し、興味があった人財開発について探索するきっかけになりました。
(注4) 社内副業関連記事 - 「きっかけも期待も十人十色! みんなの副業制度活用術」
6.研修はどのようなものがありますか?
小泉:まずキャリア採用者の方は入社から2日間、制度やKDDIフィロソフィを学ぶ全体オリエンテーションを受けて頂きます。3日目から配属となり、配属先ごとに研修やOJTを行っています。
寺澤:会社全体の研修制度として、KDU(KDDI DX University)(注5)という人財育成機関があります。KDDIはDX人財の拡大を行っていて、その中でも中核を担う人財をDXコア人財と定め、KDUで約1年間200時間の研修を実施し、2023年度までに500名規模の育成を目指しています。
小泉:ほかにもコアスキルを伸ばす研修が充実していて、自身の関心のあるスキルから研修を探すことができます。研修は課題形成・課題遂行・チームビルディング・フォロワーシップのカテゴリに分かれていて、講座数は約70もあります。
寺澤:研修とは少し話が変わりますが、資格取得に向けた補助制度もあります。ソリューション事業本部では、例えばAWS認定クラウドプラクティショナーを取得する場合、合格時の受験費用や補助費用(教材費等)を負担してくれます。資格取得に向け、全力で取り組めますね。
(注5) KDU関連記事 - 「求む!未来のDX人財 「KDDI DX University」を設立したKDDIのDXに懸ける本気度」
7.入社を決める前に、KDDI社員から話を聞く機会はありますか?
小泉:もちろんあります。応募いただいた求人部署の社員と話せる機会を、面接のタイミングで併せて設けており、社風や業務内容を理解いただいた上で入社することができます。
寺澤:選考とは一切関係のない座談会形式で行いますので、皆さん疑問点など解消されている印象です!
キャリア採用の募集要項や選考の流れ、募集職種一覧については、KDDIのキャリア採用ホームページをご覧ください。