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2023/01/23

KDDIだからこそ実現できる、
「通信×金融」サービスの最先端に迫る

KDDIだからこそ実現できる、<br>「通信×金融」サービスの最先端に迫る

KDDIが掲げる"サテライトグロース戦略"の一つとして注力する金融事業。「au PAY」「auじぶん銀行」「auかんたん決済」など、通信を核とした金融サービスの開発が積極的に進められています。今回は、大手金融機関からKDDIへ転職されたお二人に、これまでの経験を活かした現在の仕事内容と多様な金融サービスを展開するKDDIの魅力にも迫ります。

目次

■インタビュイー略歴


土平

土平 修彰

マーケティング統括本部 au PAY企画部 決済サービス1グループ
新卒で大手クレジット会社に入社し、決済システムや非接触電子マネーの開発、訪日外国人向け免税販売システムの開発及び営業を経て、QRコード決済スキームの推進を担当。KDDIの事業環境であれば、当時最先端だったQRコード決済ビジネスの可能性をより拡大できると考え、2019年にKDDIへ入社。
木村

木村 遥香

サービス統括本部 金融決済ビジネス部 統括グループ
大手都市銀行に新卒で入行。営業を経て、社内公募でDXを推進する部署に異動。新しいスマホ決済の企画開発や、富裕層向けアプリUI 開発、ハッカソン開催、決済サービス開発のジョイントベンチャー設立などに従事。通信を軸に金融をはじめとした多様なサービスにも携わりたいと考え、2020年にKDDIへ入社。

デジタルの力で金融サービスの可能性を広げたい

デジタルの力で金融サービスの可能性を広げたい

大手金融機関からKDDIへ転職を決めた理由は何ですか?

木村:私は新卒で都市銀行に入行して営業を経験する中で、特に若いお客さまは銀行を介さずインターネットで情報収集される方が多く、リアルな対面営業だけでは信頼構築が難しいと感じていました。きっとデジタルの力があれば、お客さまに鮮度の高い情報を提供でき、定期的なコミュニケーションも取れるはずと考え、社内公募に手を挙げてDXを推進する部署に異動しました。そこで担当した、個人向けスマホ決済サービスや富裕層向けアプリサービスなどの新規サービスの企画開発がとても楽しく、「通信」を軸にしてさらに金融サービスの可能性を広げたり、金融以外のサービスにも携わりたいと考えたのが転職のきっかけです。

土平:私は新卒の時に、生活必需のインフラだと感じて、大手クレジットカード会社に入社しました。店頭にあるクレジットカード決済端末の開発や、訪日外国人が免税購入する際に必要な書類のスマート化、そして当時注目されていた「QRコード決済」スキームの推進を担当していました。

ただ、前職では他社の決済サービスを組み合わせるスキーム提案が多かったので、今度は自分が「QRコード決済」サービスを開発する側になりたいと思い、KDDIへの転職を決意しました。

KDDIのどんなところに魅力を感じましたか?

木村:BtoCの幅広いサービスに携われるところです。また、KDDIは2019年にauフィナンシャルホールディングス株式会社を設立するなど、金融に注力しているというイメージを持っていました。“金融事業に投資して、今後伸ばしていくぞ”という会社の意志を感じたので、働きがいがあると思った点が大きいです。実際に、金融サービスアプリのUIなども工夫されていて、力の入れようが伝わってきました。

土平:QRコード決済の事業者は複数存在しますが、通信事業者でもあるKDDIは、お客さまとの関わり方が異なります。au回線で多くのお客さまと繋がっているKDDIの決済サービス「au PAY」は、決済サービスを提供することにとどまらず、お客さまとのコミュニケーション要素の一つとして、価値を感じていただくためのサービスです。

私は、“決済は目的ではない”と考えています。人は買い物がしたいという目的があって決済しますし、“楽しいから、便利だから、お得だから”といった利便性を感じて、決済サービスを使います。例えば、「au PAY」を使うことが、KDDIの他のサービスを使うきっかけになるなど、付加価値を生み出す決済サービスのあり方として、KDDIの金融サービスは魅力的だと感じています。

他業種からの転職に不安はありませんでしたか?

土平:業種は変わっても「決済サービス」という同じ事業分野なので、不安はありませんでした。面接では期待いただいている感じもあり、自分の経験をどこまで活かせるか、といういい意味のプレッシャーはありましたね。

実際入社すると、チームメンバーは若くて柔軟でスピード感もあり、明るい雰囲気で安心しました。今では、チームリーダーの私が怯むぐらい、みんな積極的に動いてくれています(笑)

木村:私は、少し不安がありました。銀行は数年の長いスパンでサービスをローンチすることが多いのですが、通信業界はきっとスピード感が違うだろうなと思っていました。入社当初はやはり早く感じましたが、今では慣れました(笑)

目に見える反響の大きさに感じるやりがい

目に見える反響の大きさに感じるやりがい

KDDIが取り組む金融ビジネスと、現在の業務内容を教えてください。

土平:KDDIには、プリペイド決済サービス「au PAY」や、通信料と合算して支払える「auかんたん決済」などの金融サービスがあります。また、auフィナンシャルホールディングス配下では、銀行、クレジットカード、保険、証券など幅広く金融サービスを提供しています。

その中で、私の主な業務は「au PAY」のサービス開発です。例えば、週次でカスタマーサポート部隊から提供されるお客さまの声をもとに、残高チャージできる銀行の種類を増やすなどの改善を行い、利便性の向上を図っています。

木村:私は、主に「auかんたん決済」のサービス企画開発を担当しています。例えば、App Store、Google Play、Amazonなどの購入金額を、auの通信料と合算して支払えるサービスです。この「auかんたん決済」のサービスサイトをUXデザイン部と連携してリニューアルしたり、マーケティングオートメーションツールを導入して、お客さまの状況に合ったご提案やバナーを出す施策や、新しい機能を企画したりしています。

業務内で達成感を感じたエピソードを教えてください。

木村:「au かんたん決済」では、お客さまごとのご利用上限金額や信用スコアのロジックを一新する仕事を担当したのですが、結果的に決済流通額が増え、多くのお客さまにお使いただいていると実感でき、嬉しかったのを覚えています。

また、これまで名称がバラバラだったau PAYブランドを統合するプロジェクトを担当した際は、部門を横断してみんなで1つのことを成し遂げられ、さらにSNSなどでお客さまから「これからが楽しみ!」といった感想をいただけた際は、達成感を感じました。

土平:私は、au PAY カードから自動でau PAY 残高へチャージ可能な「オートチャージ」機能を追加するという決済サービス改善を担当しましたが、かなり多くのお客さまにお使いいただける結果となり、大きな達成感を感じました。同時に、KDDI社内のauユーザーからも「こんなサービス改善を待っていた!」という称賛の声を多数いただき嬉しかったですし、いい会社だなと思いました。

また、2022年10月にリリースした「au PAY グロースパック」の反響も大変嬉しかったですね。これは、au PAYの加盟店が自由にクーポンの値引き額や利用可能時間を設定し、即座に発行できる新サービスです。例えば、“今日はディナーが10%OFF!”などのクーポンをau PAYアプリ上でリアルタイムに発信することができます。サービスがローンチされてからまだ2ヶ月ですが、加盟店さまからは実際にクーポンを活用した来客が増えたといったお声を多く頂戴しています。

「通信×金融」の相乗効果が面白い

「通信×金融」の相乗効果が面白い

KDDIで金融ビジネスに携わる面白さ、やりがいは?

土平:au回線やKDDIネットワークをご利用いただいている多くのお客さまに対して、決済というアプローチでサービスを推進できる点が面白いです。個人のお客さまへは、auショップをはじめとしたさまざまなチャネルからアプローチでき、法人のお客さまとは各法人さまのサービスとau PAYを組み合わせた協業を行う等の取り組みを行っています。
実は、「au PAY」をご利用いただいているお客さまは、au回線を長くお使いいただけるという実績も出ており、通信と金融の相乗効果を生み出せる点にもやりがいを感じています。

木村:決済履歴だけでなくau、UQ mobile、povoの通信やエンタメなどの会員制サービスにおける行動データをもとに仮説を立てられる点は、KDDIならではだと思います。その上で、お客さまや加盟店さまの声をもとにお客さまへの理解を深めながら、利便性や満足度を高めるサービス改善を行っています。KDDIの持つさまざまなデータから、読み解ける課題を見つけて改善できるのは面白いですね。

今後取り組みたいことやキャリアビジョンを教えてください。

土平:これだけ多くのお客さまに密着したサービスを企画開発できる仕事は、なかなかないと思っています。この環境を活かしてお客さま理解を深めるとともに、マーケティングのプロとして自分自身の市場価値を高めて、より上位レイヤーにステップアップし、「au PAY」と他のサービスとの相乗効果を生み出していきたいなと考えています。

木村:直近では、お客さまの行動に合わせたタッチポイントを強化し、継続的にサービスをご利用いただけるように、UI/UXや機能改善のPDCAをスピーディーに回せるようになりたいです。
そして、今後実現したいのは、プロダクトオーナーとして1つのサービスを育て上げることです。KDDIには、規模が大きく多彩なサービスが数多く揃っています。そうした環境で実践しながら幅広い領域のビジネススキルを学べるのは、プロダクトオーナーを目指す私にとって、とても貴重なことだと思っています。
また、KDDIと他社で相乗効果を生み出し、世の中に大きな価値を提供できるようなマーケティングスキルも身につけたいです。

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