採用

2022/05/16

キャリア採用、昨年比2倍の400人を募集。中途入社した社員の人物像は?

キャリア採用、昨年比2倍の400人を募集。中途入社した社員の人物像は?

2022年度、KDDIは過去最大の400名というキャリア採用(中途採用)計画を発表。初めて採用数の6割がキャリア採用となります。なぜKDDIはこれだけキャリア採用を活発化させているのか。人事採用担当者がその背景を語ります。

目次

■インタビュイー略歴


中溝

中溝 弘樹

2013年新卒入社。
コンシューマ営業統括本部にて代理店営業を担当。その後、auの料金施策、端末販売施策の企画・立案部署を経て、2020年から人財開発部キャリア採用グループに配属となり、現職。キャリア採用の業務に従事。

年々活発化するキャリア採用。採用数は全体の6割超に

KDDIのキャリア採用数はここ数年でどれくらい増えているのでしょうか

年々活発化するキャリア採用。採用数は全体の6割超に

採用計画としては、2019年度で130人、2020年度は135人、2021年度は190人、2022年度は400人と年を追うごとにキャリア採用の数は増えています。今年度は、昨年度と比べて2倍になっています。2012年が約30人だったことを踏まえると、当社がこの数年キャリア採用に力を入れていることがお分かりいただけると思います。KDDIの全採用数におけるキャリア採用の割合は2019年度32.5%、2020年度33.3%、2021年度42.2%。そして、2022年度は6割を超えました。

年々活発化するキャリア採用。採用数は全体の6割超に

キャリア採用社員の平均年齢は34.0歳。20代前半から半ばで入社する例はあまり多くはありません。ポテンシャルを見込んだ採用ではなく、ある程度の実績と経験を積んだ方を即戦力として採用しているケースが中心となっています。

年々活発化するキャリア採用。採用数は全体の6割超に

通信などの特定の業界出身者が多いわけではなく、多種多様な業界の知見・経験を持つ方を歓迎しています。

KDDIの成長のためには即戦力となる人財が不可欠

それだけキャリア採用の社員が増えているのにはどのような背景がありますか

KDDIは既存領域だけでなく、新しい分野にも事業領域を拡大しています。当社にはない知見を持つ方を採用して即戦力として活躍していただき、いち早くビジネスの成果を上げていきたいと思っています。そこで多くの部門がキャリア採用を積極的に行っています。同時に既存領域においても需要の高まりに対応するために新たな人財が求められています。

組織と社員の成長という面でもキャリア採用が増加していることは大きな意義があります。異なる環境で経験を積んでこられた方が職場に加わることは、多くの社員にとって大きな刺激になり、モチベーションや成長意欲の向上につながります。また、キャリア採用の方々が活躍すると、組織はまた新たな即戦力を求めるようになり、組織がどんどん活性化していきます。現在KDDIは非常に良い循環にあると感じています。

選考においてどのような点を重視していますか

採用面接は、私たち人事担当と配属先部門の担当者で行っています。部門や職種によって求められる資質はさまざまですが、前職で困難を乗り越えて成果を出されてきたかどうかや、チームや周囲との連携によって成果を出されてきたか、などです。また、これまでにどのような成果を出されたかを伺うのはもちろんですが、多く質問されているのは「自己研鑽のためにどのような努力をしてきたか」ということです。自らを高め続けようとする姿勢が当社に入社する方には強く求められています。

KDDIの成長のためには即戦力となる人財が不可欠

手を挙げさえすれば、多くを得られる

キャリア採用の方々に働きやすい環境、経験を生かせる環境を提供するために会社としてはどのような取り組みをしていますか

入社日とその翌日、2日間に分けてオリエンテーションを実施しています。ここで、入社時に必要な手続きや社内のルールに加え、「KDDIフィロソフィ」についても説明をしています。キャリア採用の方々が同期入社の方とコミュニケーションを取る場でもあると捉え、人事からの働きかけでTEAMSのグループも作っています。

従来はキャリア採用の方のオリエンテーションは半日で運営していましたが、さらに内容を充実させ、より良いスタートを切れるようにすべきであると、2020年から現在の内容になっています。半日だと同期入社の方と話をする時間はありませんが、2日間実施することでコミュニケーションの機会が増え、つながりが生まれるきっかけになります。それが今後KDDIで働いていく上での安心感にもつながります。

また、KDDIは2021年度から新人事制度「KDDI版 ジョブ型人事制度」を本格運用しています。それに併せて導入された人事システム「X-Career(クロスキャリア)」を使えば、これまでの経歴や資格・スキル、今後のキャリアプランなどを全社に公開できます。それを各部門が見ることもでき、社内マッチングのような形で異動などを実現することも可能となっています。新卒採用・キャリア採用の区別はなく、自分の強みをアピールする機会が設けられているということになります。

そして当社の特徴が研修制度の充実です。多種多様な研修が用意されており、手を挙げさえすればいくらでも成長の機会を得られます。また、さまざまな社内横断プロジェクトも走っており、私は人事本部横断の「I×Hプロジェクト」に参画しています。本プロジェクトは、主に若手社員向けに、自律的にキャリアを形成するための機会を提供する施策の検討・実施などを行っており、自ら手を挙げて参画しました。プロジェクトの中にはキャリア採用で入社された方もいらっしゃいます。

KDDI版ジョブ型人事制度の導入もあり、KDDIで働き続けるためには高い専門性が求められるようになりました。働く社員はどのようなことを心掛けなければいけないとお考えですか

私は営業や企画部門を経て、自らの希望で人事部門に異動しました。事業領域が幅広い当社ですが、自分のキャリアは自律的に切り開いていくことが必要だと考えています。将来どうなりたいかを考え、そのために必要なアクションを実行していくことが求められます。研修や自己啓発を通して、自らのスキルも継続的に磨いていく必要もありますね。

KDDIへの入社を検討している方々に伝えたいこと、メッセージをお願いします

新卒採用・キャリア採用の垣根がない。それがKDDIの良い点です。採用担当をしていると候補者の方から「新卒採用組とキャリア採用組の間に垣根はありますか」という質問を頻繁に受けます。それに対して私は「ありません」とはっきり言い切ることができます。人事制度においても在籍年数が基準になることはなく、キャリア採用だからという理由で、新卒採用で入社した社員よりも不利益を被ることはありません。KDDIは数多くの会社が集まって一つになった会社です。一緒に働いている仲間でも出身母体が違う人ばかり、という部署もあります。KDDIの成り立ちが、垣根のなさにつながっているのかもしれません。ぜひ不安をお持ちにならず応募していただきたいと思います。

KDDIは通信の会社というイメージが強いですが、通信を核とした新しい事業が次々と立ち上がっています。当社が募集するポジションはどんどん増えていますので、ホームページをご確認ください。皆さんが即戦力として活躍できる場がきっとあるはずです。

キャリア採用画像

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