採用

2024/06/28

KDDIの福利厚生でよく聞かれる質問10選。採用担当がお答えします!

KDDIの福利厚生でよく聞かれる質問10選。採用担当がお答えします!

会社選びのポイントの中で、なかなか聞けない、でも実は聞きたいのが"福利厚生"。ただ、「福利厚生については、あまり理解しきれていない」という声をよく聞きます。そこで今回は、「KDDIの福利厚生でよく聞かれる質問10選」について、新卒採用担当の粕谷さんと、キャリア採用担当の宮本さんに実際に社内での利用実態も踏まえて答えてもらいました!

目次

■インタビュイー略歴


粕谷 亮太

粕谷 亮太

人事本部 人財開発部 新卒採用グループ
2021年新卒入社
入社時より人事領域に携わり、新卒採用や人事制度、福利厚生等に関する人事領域の基礎知識を習得。現在は、インターンシップの企画・運営、採用広報全般を担当。
宮本 絢香

宮本 絢香

人事本部 人財開発部 キャリア採用グループ
2023年新卒入社
キャリア採用担当として、採用選考を担当。
DE&Iの推進施策、採用広報や、採用イベントの企画・運営にも従事している。

1.家賃補助・社宅はありますか?

粕谷:家賃補助となる「住宅手当」の支給は、新しい人事制度の導入により廃止しています。ただし、「基本給」の水準はこれまでの住宅手当相当の金額を含んだ金額にベースを上げて設計されていますのでご安心ください。

宮本:社宅については、会社の制度として用意しています。地方転勤の際、現住所から新勤務地までの通勤時間が120分以上*1かかる場合は、社宅制度が適用となります。独身の場合は、約2万円から社宅を利用することが可能で、入居年数に応じて2~3万円程度の社宅利用料金が設定されています。

粕谷:地方から東京圏に再度転勤になった際も、通勤に120分以上かかる場合は、社宅に入居してから8年以内までは社宅扱いとなりますよ*2。ご家族がいる場合(世帯社宅)や単身赴任(単身社宅)の場合も適用になります。住居は、社宅規程に準じた物件であれば、自分で選定した賃貸物件も社宅にすることができます。

※1:新入社員は「本社所在地から新勤務地」
※2:通勤120分以上は会社判定による

■「地方勤務経験者」の記事はこちら!

地方勤務の不安に地方配属者が答える!地方での勤務や生活の実情

2.育休・産休は取りやすい環境ですか?

粕谷:2023年度の女性の育休取得率*3は「100%」、男性は「58.1%」となっています。

宮本:育休・産休からの復職後も、所定労働時間を5〜7時間に短縮できる短時間勤務、在宅勤務など、柔軟な働き⽅ができる環境も整えていて、2023年度末時点の復職率*4は、男女ともに「100%」で高水準となっています。

粕谷:私の身近な男性の先輩社員も先日1か月程、育休を取得していました。身近な先輩が取得しているといざ自分が取得する際も安心しますね!

※3:出生時育児休職および育児休職の取得割合を算出
※4:当年度育児休職から復職した正社員数)÷(当年度育児休職から復職予定の正社員数)×100

2026新卒インターンシップ概要

■「育休取得した男性社員インタビュー」の記事はこちら!

育休を取得してみてどうだった?体験談から知る、KDDIの男性育休のリアル

3.どのような休暇制度がありますか?

宮本:新卒入社の場合、通常の有給休暇は「20日分」が付与され、キャリア採用の場合は、初年度は入社月に応じて変動(5~20日分)して付与されます。

粕谷:有給休暇には、2年間の有効期限が設けられていますが、利用できなかった休暇分は、「私傷病、家族介護、家族の看護、ボランティア活動参加」の目的であれば、最大20日まで自動的に積立てられることができます!

宮本:その他にも「結婚休暇」「出産休暇」「子の看護休暇」や、心身ともにリフレッシュすることを目的に勤続15年もしくは満50歳を迎える社員が10~15日間休暇を取得できる「リフレッシュ休暇」があります。ちなみにリフレッシュ休暇*5は、取得の際に会社から10~20万円が支給されます。

粕谷:ほかにも社員のライフプランに合わせて取得できる休暇が多く用意されていて、私も入社後、休暇の種類の多さに驚きました。KDDIの休暇をいくつか紹介します(下記表参照)。

※5:キャリア採用入社者は入社時年齢により別途取得条件あり

■KDDIの休暇制度(一部抜粋)

KDDIの休暇制度(一部抜粋)

4.有休取得率はどのくらいですか?

粕谷:取得率は「73.9%*6」です。民間企業の平均有休取得率は「62.1%*7」と言われているので、KDDIは平均よりも高い水準で取得できていますね。

宮本:有休取得率と併せてよく質問いただく「残業時間」ですが、1か月の残業時間は平均「25.6時間*6」でした。月20営業日だとすると、1営業日あたり1時間程度ですね。

※6:2023年度実績
※7:令和5年就労条件総合調査の概況(厚生労働省)

5.会社の研修制度・キャリア支援制度は整っていますか?

宮本:KDDIでは、社員の自律的なキャリア形成と専門性の向上を目指し、『階層別支援』と『キャリア支援』、『KDDI DX University』の大きく3つの制度を用意しています。『階層別支援』では、新入社員向け、キャリア採用社員向け、OJTトレーナー向け、リーダー層向けといった、各階層にて必要なスキルや知識、マインドを身に着けることができる研修を用意しています。入社後、新入社員の方は4月に約3週間の共通研修、10月/翌2月にフォローアップ研修、キャリア採用社員の方には入社初日・2日目のオリエンテーションや入社3か月目以降にフォローアップ研修にご参加いただきます!

粕谷:『キャリア支援』では、なりたい姿の実現に向けて主体的にキャリアプランを立てるためのキャリアデザインセミナーや、1対1形式でキャリアの悩みを相談することのできる個別キャリア相談、社員の自律的なキャリア形成を支援する目的で特定のテーマにフォーカスし、「気軽に・短時間・1テーマ」をコンセプトにしたキャリアCaféなど、様々な機会が提供されています。

宮本:『KDDI DX University』では、キャリアプラン、能力開発計画、自身の担務達成をサポートする様々なコンテンツを用意しています。「課題遂行」や「チームビルディング」といったコアスキルを磨く研修や、「DX領域」の専門スキルを学ぶ研修などがあります。

粕谷:そして、KDDI版ジョブ型人事制度における、全30の専門領域のプロ人財の育成プログラムを用意しているのも『KDDI DX University』の大きな特徴です。私の場合は、人事領域の専門性をより深めていきたいと考えているので、人事領域に特化した研修を会社の中で受講できるのは非常にありがたいですね!

■研修制度詳細

研修制度詳細

■「新入社員研修レポート」の記事はこちら!

新入社員がハイブリッド開催の新入社員研修をレポート!【共通研修編】

■新入社員が2か月間の研修をレポート!【技術部門編】はこちら!

新入社員が2か月間の研修をレポート!【技術部門編】

6.グローバルに活躍できるチャンスや制度はありますか?

宮本:「海外トレーニー制度」、「海外留学制度」など、若手社員が制度を使ってグローバルに活躍できるチャンスがあります。

粕谷:海外トレーニー制度は、原則1年間、毎年数名の若手社員を海外拠点(KDDI海外現地法人)に派遣し、異なるビジネス習慣の中でも業務を遂⾏できる⼈財を育成することを目的にしています。派遣先にはアメリカ 、イギリス、シンガポール、ベトナム、フィリピン、中国など14か国があります。

宮本:制度としてグローバルにチャレンジできる環境があるのはとてもありがたいですね!

■「海外トレーニー経験者」の記事はこちら!

2022年度海外トレーニー帰任者座談会 異文化と多様な価値観に触れて自分の世界を広げる!

7.テレワークは実施できますか?

宮本:KDDIでは、社員のワークライフバランスの支援や組織と個人の成果を最大化するために多様な働き方の実践を目指す企業に相応しい就業環境として、テレワークと出社のハイブリッド形式で勤務をしています。テレワーク実施場所は、自宅以外にも自身の事業所以外のKDDI事業所・サテライトオフィスでも実施可能です!

粕谷:社内でのビジネスチャットツールは「Teams」がメインになっています。テレワーク時でも、気軽にグループ内でコミュニケーションを取ることができるので、業務中は一番使うアプリケーションですね!

8.フレックスタイム制は導入されていますか?

粕谷:はい、導入しています。2022年度からは、より柔軟な働き方の選択を可能とするためコアタイム(※7)が廃止され、日々の勤務開始・終了時刻、勤務時間をフレキシブルタイム内において自ら決めることができるようになりました。

宮本:コアタイムが廃止されたことで、より仕事の時間と、プライベートの時間とで柔軟にスケジュール組み込めるようになったのはとてもありがたいですね!

粕谷:例えば、資格取得で勉強時間確保のため1週間のうち決まった曜日は早めに業務を切り上げ、その分他の曜日で多めに業務をしたり、子供の送り迎え・通院時間など一時的に業務を離れ、帰宅後に業務を再開したりと、社員それぞれのライフスタイルに合わせた働き方が実現できます!

※7:フレックスタイム制の勤務において必ず勤務していなくてはいけない時間

9.KDDIならではの福利厚生はありますか?

宮本:同性パートナーを配偶者として取り扱う「同性パートナーシップ申請」はKDDIならではの制度かもしれないですね。

粕谷:そうですね!KDDIはダイバーシティ(多様性)に注力していて、LGBTQ+の支援が充実しています。

宮本:それ以外には、拠出金に対し12%を会社が負担してくれる「持株制度」や、全国約75カ所にある「保養所」を特別料金で利用することができ、「住宅ローン」は提携している金融機関が複数あります。

■「LGBTQ+支援」の記事はこちら!

社員の声をカタチに。LGBTQ+支援により、誰もが働きやすい職場へ

10.【番外編】社内婚ってありますか?

宮本:実際に社内婚をしている人は結構多いイメージですね!やはり働き方や仕事の内容をお互いに理解しているがよいのかもしれませんね(笑)

粕谷:KDDI共済会からのお祝い金は、社員同士ならば2人ともいただけるのでそれもいいですね!

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