採用

2022/12/15

通信で、自動車の未来をつくる仕事。 KDDIはコネクティッドビジネスの先端を走る

通信で、自動車の未来をつくる仕事。 KDDIはコネクティッドビジネスの先端を走る

KDDIには、さまざまな業界から転職された方が多く在籍されています。今回は、自動車メーカーからKDDIに転職された長坂さんと野田さんにインタビューしました。お二人に共通するキーワードは、時代の最先端をいく"コネクティッド"ビジネス。「通信」の世界に挑戦しようと思われた理由や現在の仕事内容についてお伺いしました。

目次

■インタビュイー略歴


長坂

長坂 まりえ

コネクティッドビジネス本部 自動車ビジネス推進部 コネクティッド企画グループ
新卒で自動車メーカーに入社。国内・海外営業を経て、海外(マレーシア)の現地法人で販売促進を担当。自動車というジャンルにしばられないコネクティッドの分野に挑戦するべく、2021年にKDDIに入社。
野田

野田 真司

コネクティッドビジネス本部 自動車ビジネス推進部 営業1グループ
新卒で自動車メーカーに入社。グローバルマーケットでの拡販営業や、自動車の新モデル企画などを担当。自動車の大変革時代に、自動車メーカーとは異なる観点から、自動車の発展に携わりたいと考え、2020年にKDDIに入社。

自動車メーカーから、KDDIに転職した理由

自動車メーカーから、KDDIに転職した理由

自動車メーカーでの業務内容とKDDIへ転職を決めた理由を教えてください。

野田:自動車メーカーでは、海外営業と商品企画に携わっており、海外市場向けの将来モデルの企画を担当していたのですが、「将来」といっても数年後に発売する直近のモデル企画の業務でした。より長期的な展望で、自動車の発展を通して社会に貢献したいと考えると、むしろ自動車メーカーを離れ、自動車業界をより俯瞰して見られる環境が良いと思い転職を決意しました。

そこで、知識や経験の幅を広げられる上に、「通信」を軸に自動車にとどまらず、広くモビリティに関わるにはKDDIが最善だと感じ、入社を決めました。自動車とは違う切り口でモビリティや移動に関わる企業も検討しましたが、そもそも「通信」がなければ出来ないことがほとんどなので、自動車の最先端に寄与したい自分としてはKDDIを選んで良かったと思っています。

長坂:私は、自動車メーカーでは、海外営業・国内営業に携わっていました。マレーシアの現地法人への出向も経験し、主に海外・国内の販売店向けの施策立案を担当していましたが、今後のキャリアを考えた際に、自動車業界という枠にしばられず、より幅広い分野に挑戦できる環境で活躍したいと思い転職を決意しました。

そんな時に“コネクティッド”というテーマで募集しているKDDIに出会い、自動車本体だけでなく、コネクティッドなどの新しい分野やその他の幅広い分野での業務にチャレンジしたいとの想いから入社を決めました。

自動車メーカーにいた時の“コネクティッド”は、自社の自動車を購入し続けていただくためのリカーリングビジネスの施策というイメージでしたが、KDDIに入社してからは、より大きな観点で“コネクティッド”というビジネスに携われている感覚があります。

KDDIの「通信」を武器に、コネクティッドビジネスを推進

KDDIの「通信」を武器に、コネクティッドビジネスを推進

普段のお仕事内容を教えてください。

長坂:KDDIがグローバルに提供している、コネクティッドカーの通信インフラ『グローバル通信プラットフォーム(以下GCP)』の収支計画と管理を担当しています。国内外のGCPサービスについて、海外現地法人含む社内関係者から情報を集めて、収支計画の策定と管理を行う業務です。また、収支を把握したうえで、GCPの開発に協力してくださったベンダーさんとの金額交渉などのコスト低減の取り組みや、お客さまである自動車メーカーのニーズを営業から聞きながら、提案する価格の検討も行っています。

野田:私は、営業として自動車メーカーがコネクティッドカーをグローバルに導入する際のサポートをするのが主な業務です。自動車メーカーのコネクティッドサービスを企画・開発する部署の方と相対して、関係を構築しながら課題やニーズをヒアリングし、KDDIの担当SEと一緒に課題解決を図るような営業活動をします。

例えば、お客さまから「自動運転における、位置測位の精度を高めたい」などのご要望がありますが、内容に応じて社内の技術部門やパートナー会社と相談しながら進めています。社内に通信のエキスパートが多くいるのは心強いですね。

また、お客さまのニーズに合わせて、通信機器やスマホアプリの開発なども提案しています。アプリを活用すれば、離れた場所からドアロックや車内のエアコンの操作ができたり、ガソリン残量の確認ができるなど、自動車の可能性と利便性が高まります。

グローバル通信プラットフォーム(GCP)とはどんなサービスなのでしょうか?

長坂:GCPは、自動車メーカーが世界中で走る車両の回線情報を一括管理できる通信の仕組みです。コネクティッドカーにおける通信インフラとして、多くのメーカーさまに導入いただいています。

野田:自動車メーカーはGCPを活用することで、さまざまなことが可能になります。例えば、コネクティッドカーを販売している世界各国で、別々に回線情報を管理すると煩雑になりがちですが、GCPはデータを一括管理できるので、工数も減る上にデータの透明性も高まります。

自動車メーカーがコネクティッドカーをグローバル展開するにあたり必要性が高まる通信インフラをGCPというサービスで提供できるのは、巨大な通信アセットを持つKDDIだからこそ可能なことだと思います。

GCPイメージ図

▲GCPイメージ図

仕事で苦労したこと、達成感を感じたことはありますか?

野田:アプリ開発の提案で、お客さまの予算感に合わせつつ、ニーズにお応えする内容をつくり上げることに苦労しました。お客さまと繰り返し打ち合わせをしながら、開発チームと一緒に根気強く内容を練って提案した結果、採用いただくことができています。

私が担当する自動車メーカーの車を通して、多くのエンドユーザーにコネクティッドサービスをご利用いただけるので、大きなやりがいを感じます。

長坂:自動車ビジネス推進部はまだまだ新しい部署で、確立されたルールがあまりありません。自分で一からルールを作ることも多いのですが、苦労する反面、楽しくもありますね。

また、GCPサービスは、自動車メーカーの世界中の現地法人など、関わるステークホルダーが多く、とても複雑な仕組みなので収支管理も大変です。最近では、お客さまへより最適な価格でサービスを提供するべくコスト低減を進めていたのですが、GCPの開発に協力してくださったベンダーと条件を整理しながら交渉の合意につながった際には、達成感を感じました。

自動車メーカーでの経験はどんな所で活かせていると感じますか?

長坂:前職では、販売店やエンドユーザー向けの施策立案をしていたことから、自動車メーカーのその先にあるエンドユーザーを想像できるので、現在の事業立案でもエンドユーザー視点に立った提案ができるという点で活かせていると感じています。

野田:自動車メーカーにいた経験は、自動車メーカーが車両を開発してからエンドユーザーへお届けするまでのプロセスやスケジュールを肌感覚で把握できている点で強みになっています。これにより、お客さまとはより深い議論ができていると感じています。

お客さまの幅広さ、スケールの大きさに感じるやりがい、面白さ

お客さまの幅広さ、スケールの大きさに感じるやりがい、面白さ

KDDIでの働きやすさはいかがですか?

野田:何よりも柔軟に働ける点はありがたいですね。出社日も週1〜2回で自由に決められますし、チャットや電話で仕事をスムーズに進められます。人間味がある社内風土で、とても馴染みやすい環境です。

長坂:テレワーク、フレックスを活用できるのは助かりますね。また、物腰が柔らかく優しい方が多いので、とても働きやすいです。

KDDIでコネクティッドビジネスをする面白さはどんなところに感じますか?

野田:幅広い自動車メーカーの世界中のコネクティッドカーに関わる業務で、グローバルかつ規模が大きい仕事なので、日々やりがいを感じています。前職もグローバルな業務でしたが、KDDIではそれ以上のお客さまの幅広さ、スケール感がありますね。

長坂:個々の自動車メーカーや一部の地域だけでなく、さまざまな自動車メーカーのコネクティッド事業に幅広く携われる点はKDDIならではなので、面白いと感じています。また、国内外で売上も大きく伸びていて、スケールの大きさは数字でも感じています。

コネクティッドビジネスに感じる可能性や今後挑戦したいことはありますか?

長坂:GCPは、お客さまである各自動車メーカーでのコネクティッドカーのグローバル展開とともに急速にニーズが高まり、ビジネスが拡大しています。今後は、GCPを通した通信インフラの提供を軸に、お客さまへの新たな価値づくりの企画立案にも挑戦してみたいです。

野田:コネクティッドビシネスは、より安心・安全・快適な移動を可能にするサービスです。 今後は、車と車、車と人、車と社会インフラなど、あらゆるモノが通信でつながる世の中になると言われており、例えば、歩行者の位置を早い段階で検知したり、信号の情報を車両で検知したりすることで衝突を未然に防ぐなど、将来のコネクティッドカーにはさまざまな可能性があります。

これから通信を活用したサービスが増えていきますが、今は営業としてお客さまのニーズに寄り添い、課題を解決しながら、将来は社会のニーズまで満たせるようなサービスの企画立案に携わりたいと考えています。

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