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2025/08/29

多様な人財、パートナーと
通信を軸に新しい領域に挑戦

多様な人財、パートナーと<br>通信を軸に新しい領域に挑戦

通信事業を基盤に、DX、金融、エネルギーといった成長領域に加え、モビリティや宇宙、Web3など多様な領域へ事業を拡大しているKDDI株式会社。社会課題の解決を目指す同社では、顧客の本質的な課題に応える提案力と調整力が求められています。専門性に加え、個々の「人間力」がより一層重視される今、さらなる成長と働きがいを生み出す企業風土や挑戦環境について、人事部門と営業部門を代表する2名にお話を伺いました。

目次

専門人財が描ける多彩なキャリア、広がる挑戦機会

人事本部 人財開発部 部長 木村 理恵子

▲人事本部 人財開発部 部長 木村 理恵子

はじめに、貴社の事業概要と、今後の成長戦略についてお聞かせください。

KDDIは「KDDI VISION 2030」において、「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」と掲げています。通信というインフラを軸に、人々の命や暮らし、心をつなぐという使命を果たすべく、社会課題の解決を目指した多角的な事業を展開しています。

また、2022~2025年度の中期経営戦略では、通信、データ、AIを中心に、多様な成長分野を周辺に広げる「サテライトグロース戦略」を推進しています。すでに金融、エネルギー、DXなどの領域が成長を牽引しており、現在はモビリティ、宇宙、Web3、メタバースといった分野にも積極的に取り組んでいます。

事業領域を拡大しながらも変わらずに追求しているのは、お客さまに価値のあるサービス・体験を提供し続けることです。お客さまに高品質なサービスを提供し、その対価として収益を得ることで、さらなる投資やイノベーションにつなげていく「高付加価値型の経済好循環」の実現を目指しています。

キャリア採用を強化している背景について教えてください。

事業領域がますます広がっているなかでは、通信分野に限らず、さまざまな領域で専門性を持つ多様な人財が必要だと考えています。そのため、キャリア採用は非常に重要な位置付けとなっています。

また、2025年4月に代表取締役社長CEOに就任した松田は、当社の目指す姿を「夢中に挑戦できる会社」と掲げており、「挑戦」や「共創」は求める人財において重要なキーワードとなっています。常に新しいことに挑戦する意欲や、社内外を問わず協業しながら成果を共に創り出す姿勢を重視しています。

成果を支える環境と、個を尊重する企業文化

多様な人財が活躍・成長するための取り組みや制度はありますか。

プロフェッショナルの創出・育成を目的に2020年から開始した「KDDI版ジョブ型人事制度」は、代表的な取り組みの一つです。この制度には大きく2つの特徴があります。1つ目は、成果や挑戦、職務内容に基づく専門性に加え、組織を成功に導く課題解決力やコミュニケーション力といった「人間力」も含めて総合的に評価していることです。もちろん、新卒・キャリア採用などの入社経路や社歴に関係なく、成果がダイレクトに評価の対象となります。

2つ目は、職務や業務の範囲を限定せず、本人の意思でジョブを変えていける柔軟性があることです。多様な事業領域は幅広いキャリアの選択肢にもなり、専門性を高めながら自律的にキャリアを築いていくことが可能です。

さらに、描きたいキャリアを模索し、実現していくための制度も充実させています。自ら手を挙げて異動希望を出せる「社内公募制度」、就業時間の一部を活用して自部署以外の業務に従事できる「社内副業制度」、他部署からのスカウトを受けて異動できる「社内フリーエージェント制度」などは実際に多くの社員が活用しています。社内で積極的にキャリアを開拓している社員が多いことも、KDDIの特徴の一つだと思います。

専門性を高める取り組みについては、いかがでしょうか。

社内人財育成プログラムの「KDDI DX University」があります。もともとはDX人財を育成する仕組みとして発足したものですが、現在はDX以外の専門領域やジョブに応じた多彩な学習プログラムを提供しています。必要なプログラムを自ら選び受講ができるため、キャリアアップやスキル向上に役立てている社員も多数います。近年は、社員のAIスキル向上にも全社的に取り組んでおり、AIを活用するための環境整備や研修も進めています。

また、当社では「自前主義」にこだわらず、社外のパートナー企業やグループ会社と新しい価値を共創することに積極的に取り組んでいるため、異なる分野の専門家と協働する機会も多くあります。新しい発見や刺激を得たり技術領域を広げたりすることで、キャリアの幅も広がるでしょう。

風土や職場環境における魅力についても教えてください。

当社は、合併を繰り返しながら成長してきたため、多様な文化を自然に受け入れる土壌ができています。キャリア採用で入社された方も職場になじみやすく、多様な人財が共存することを前提とした組織文化が築かれています。

多様なバックグラウンドを持つ社員同士が、価値観を共有しながら働くことを重視しており、その基盤となるのが「KDDIフィロソフィ」です。高い倫理観を持ち、誠実に仕事に向き合う姿勢が大切にされている職場であることも、当社の魅力の一つです。

職場では、上司と部下が定期的に1on1ミーティングを行う文化も浸透しており、日々の対話を通じて成長やキャリアの方向性を共に考える環境が整っています。

周囲の人財や仕組みに支えられながら、自分の価値観や意思を大切にしてキャリアを築いていける環境で、ぜひ活躍していただけたらと思います。

課題解決に踏み込めるソリューション×協業の強み

ビジネスデザイン本部 営業4部 グループリーダー 伊東 祐美

▲ビジネスデザイン本部 営業4部 グループリーダー 伊東 祐美

伊東さんは2023年4月にキャリア入社されたそうですが、転職の経緯と入社の決め手についてお聞かせください。

新卒で印刷会社の営業として働くなかで、「市場に強みのあるサービスでお客さまの課題を解決したい」という思いが次第に強くなっていきました。子育てのライフステージに変化が出る前のタイミングで、仕事と育児を両立させながら営業としても成長できる環境を探していたときに出会ったのが、KDDIです。

当社は通信という安定した基盤に加え、DX、AI、クラウド、グローバル領域のご支援など多岐にわたる事業を展開しており、グループ会社のサービスとの組み合わせも含めて、お客さまの課題解決のためにさまざまな提案ができることに魅力を感じました。女性や子育て世代のキャリア形成に積極的に取り組んでいる点や多様性を受け入れるカルチャーにもひかれ、入社を決めました。

現在担当されている業務内容や、印象に残っているプロジェクトについて教えてください。

私は製薬・人材業界を中心に担当し、音声やネットワーク関連のソリューションから、生成AI、コンサルティングまで、お客さまの課題に応じた幅広いソリューションを提供しています。

印象に残っているプロジェクトは、人材業界のお客さま向けに求職者のエンゲージメントを高めるアプリケーション開発を提案・支援したものです。グループ会社のKDDIアジャイル開発センター株式会社や社内のDX部門と連携し、構想策定のコンサルティング支援からサービスデザイン設計、開発まで、一気通貫で担当しました。

お客さまが当初考えていた課題感は漠然としたものであったため、グループ会社やパートナー企業と一緒にご要望を言語化し、具体的な解決策に落とし込んでいく過程は非常にチャレンジングでしたが、形になったときには大きな達成感がありました。

KDDIの営業は、プロジェクトチームにおけるハブとなって、社内外の関係者をつなぐ役割を担う場面も多く、交渉力やマネジメント力を磨くことができます。グループ会社やパートナー企業を横断するような大きなチームで一丸となって課題解決に取り組めることは、KDDIならではの強みだと実感しています。

豊富なソリューションから最適な提案ができるやりがい

WAKONX

KDDIで営業として働く魅力は、どのようなところだと感じていますか。

業界や社会課題に対して取り組むべきテーマはさまざまですが、KDDIでは「WAKONX(ワコンクロス)」というビジネスプラットフォーム構想を掲げており、自社の持つ顧客基盤、AI、クラウド、大規模計算基盤、さまざまなネットワークなどのアセットを活用して、業界課題の解決を目指しています。豊富なソリューションを組み合わせた提案が可能なので、お客さまの課題に対して「解決策を提案できない」ということがなく、「これが最適」と自信を持って提案できる点が魅力だと感じています。

また、提案して終わりではなく、導入後のプロジェクト推進にも継続的に関わることができるため、単にモノを売る営業ではなく、お客さまの成長に寄り添うパートナーとして信頼を得られることも大きな魅力です。実際に「伊東さんにお願いしたい」と言っていただける瞬間は、営業としてこの上ない喜びを感じます。

どのような人財が、KDDIの営業に向いていると思われますか。

どのような人財が、KDDIの営業に向いていると思われますか。

前向きに仕事に取り組む姿勢があるメンバーが活躍していると思います。営業部門においても、年齢や性別に関係なく、成果を正当に評価する実力主義のカルチャーが根付いており、意欲のある方が活躍できる環境です。誰にでもチャンスが開かれている点は大きな魅力ですね。

また、通信やITに関する基本的な専門知識をインプットしておくなど学ぶ姿勢は必要ですが、それ以上に大切なのは「この課題を解決したい」「お客さまのために何ができるか」を真剣に考える熱意です。入社時点では専門知識が足りなくても、営業はチームで進めることが多く、困ったときにはすぐに有識者に相談でき、社内に蓄積されたナレッジを活用できる体制も整っています。上司との1on1ミーティングも定期的に行われ、日々の業務だけでなく、将来のキャリアビジョンについても気軽に話し合える雰囲気があります。

私自身は、女性リーダーとしての一つのロールモデルを目指しながら、自分自身のキャリアをさらに前進させ、これから続くメンバーたちの成長も支えていきたいと思っています。活躍のスタイルは人それぞれですが、自分の可能性を信じて挑戦し続けられる方にとって、KDDIの営業部門は最適なフィールドだと感じています。

出典:ビズリーチ掲載記事(2025年7月13日公開)より転載

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