カルチャー

2024/07/31

TikTokとauの共同キャンペーン
「#ショートフィルム Supported by au」
バズったショートフィルムは、こうしてできた

TikTokとauの共同キャンペーン<br />「#ショートフィルム Supported by au」<br />バズったショートフィルムは、こうしてできた

一人一台携帯を保有することが当たり前になった今、お客さまに通信のチカラでもっと豊かな毎日を過ごしていただくために何ができるか?が改めて問われています。
TikTokとauの共同キャンペーン「#ショートフィルム Supported by au」で、『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督(PICORE株式会社)とのコラボで公開したショートフィルム「みらいの婚活」が大バズり。作品を通して伝えたかった思いとは? 担当した皆さんにお話を伺いました。

目次

「みらいの婚活」をまだご覧になっていない方はこちらからご覧いただけます。

みらいの婚活 第1話
【再生時間:2分05秒】

@picorelab 「みらいの婚活」第1話 #PR #ショートフィルム #アンバサダー ♬ オリジナル楽曲 - 上田慎一郎

みらいの婚活 第2話
【再生時間:1分21秒】

@picorelab 「みらいの婚活」第2話 #PR #ショートフィルム #アンバサダー ♬ オリジナル楽曲 - 上田慎一郎

みらいの婚活 第3話
【再生時間:2分01秒】

@picorelab 「みらいの婚活」第3話(最終話) #PR #ショートフィルム #アンバサダー ♬ オリジナル楽曲 - 上田慎一郎

■インタビュイー略歴


古波蔵 洋平

古波蔵 洋平

パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンター
細谷 蒼海

細谷 蒼海

パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンター
渡邉 真人

渡邉 真人

パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンター

「手のひらにエンタメを。」KDDIの通信サービスで、お客さまのスマホライフをもっと豊かに。

まずは、どのような業務をされているか教えていただけますか。

古波蔵:お客さまにもっとスマホライフを楽しんでいただく取り組みを考えています。KDDIの各種サービスはもちろん、社外のサービス、例えばTikTokをはじめ、インスタグラムやYouTubeなどとも広く連携しています。
私たちは、「手のひらの中にエンタメを。」というコンセプトに基づいて、スマホ上でコンテンツを楽しんでいただきながら、KDDIの通信サービスを利用していただくことで、スマホライフを楽しく愉快にするお手伝いをしたいという思いで活動しています。

パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンターの古波蔵洋平

▲パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンターの古波蔵洋平
「3年前から手探りでエンタメ施策をつくってきました。メンバーはそれぞれの強みを生かして取り組んでいます。」

電車の中でさくっと見られるショートフィルム

「#ショートフィルム Supported by au」キャンペーンを立ち上げた経緯と狙いを教えてください。

古波蔵:特に若い世代は、テレビの前に座って1時間のドラマを見るより、スマホでさくっとコンテンツを見る人が増えていて、メディア視聴のあり方が変化しています。移動中にスマホで楽しめるコンテンツを提供すれば、技術部門が磨き上げた高品質なKDDIの通信ネットワークをお客さまに使っていただけます。
取り組みを検討していたところ、関係部署からTikTok Japanを紹介していただき、「#ショートフィルム Supported by au」キャンペーンが実現しました。ちなみに、当社の他の部署では、過去にもTikTok Japanと「TikTok Creative Festival in Osaka」「TikTok Creative Festival in Nagoya」「TikTok Awards Japan 2023」などの施策における連携を多数実施しており、パートナリングを強化しています。

「#ショートフィルム Supported by au」の概要について教えてください。

渡邉:TikTokでは以前から、縦型短編映画・ドラマコンテンツを投稿するクリエイターを支援する「#ショートフィルム」の取り組みを継続しています。今回は、当社がスポンサーとなり、上田慎一郎監督と共に選出した優秀な投稿に「au賞」を授与いたしました。
3作品が「au賞」に選ばれ、6月末にau公式LINE及びX(旧Twitter)で発表しました。

投稿するショートフィルムのお手本として、『カメラを止めるな!』が大ヒットした上田慎一郎監督を擁するPICORE株式会社にオファーし、新作を発表していただきました。同氏は第76回カンヌ国際映画際で開催された「#TikTokShortFilm コンペティション」でグランプリを受賞し、「#ショートフィルム」のアンバサダーを務めています。個人的にも上田監督の作品が好きで、機会があれば一緒にお仕事がしたいと思っていたので、うれしかったです。
上田慎一郎監督の作品の話題性によって、普段TikTokを使っていない世代にもアプローチすることができました。

KDDIの思いを伝えるストーリー「みらいの婚活」

新作の一つ「みらいの婚活」がバズりました。企画の意図を教えてください。

細谷:今回上田監督に制作いただいた「みらいの婚活」は、auらしい作品にしてほしいとお願いしました。当初は、スマートフォンをテーマにしようと思っていたのですが、auのブランドメッセージ「おもしろいほうの未来へ」やKDDI VISION 2030の「「つなぐチカラ」を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」というメッセージをご説明する中で、KDDIの幅広い取り組みを知っていただくため「未来」をテーマにしました。ストーリーを上田監督にお任せしたところ、とても素晴らしい作品になりました。

(一部ネタバレ)
1話では、バーチャルな婚活パーティに集まる人々が、相手とのマッチング率や条件が見えるメガネをかけ、相手を選ぶ「AIによるマッチング」が描かれています。足が不自由な主人公は、相手に障がいがあることを打ち明けると「これからの時代、もうそれは障がいじゃなくなりますよ」と言われます。主人公はいつかダンスをしたいという夢を持っています。作中の「パワーフット」のような、「まだ世の中にはないけれど、あったらきっとワクワクするもの」によって、どんなハードルがあっても夢を叶えられる社会にしたいというKDDIの願いがストーリーに込められています。

パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンター の細谷蒼海

▲パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンター の細谷蒼海
「2024年1月にキャリア採用で入社しました。初仕事が上田監督とのショートフィルム。KDDIの思いを一生懸命伝えました」

制作プロセスで印象に残っているエピソードはありますか?

細谷:当社とTikTok Japanの社員が、婚活パーティのシーンにエキストラとして出演したことです。R&Aセンター内で募集して5人出演しました。

渡邉:私も出演したのですが、相手役がいないので壁に向かって話しています(笑)。演技指導もあり本格的だなと感じたのですが、それと同時にスマホで撮影しているのにびっくりしました。

反響はいかがでしたか。

細谷:上田監督あてに、教員の方から「みらいの婚活」を授業で使いたいと連絡があったそうです。いろいろな気づきがあるストーリーで、私も改めてさまざまなハードルについて考えるきっかけになりました。未来を担う学生の皆さんにKDDIのメッセージが届くといいですね。ついでにauのロゴも目に入れば……。海外でも話題になっており、英語版/韓国語版も投稿されました。

渡邉:公開3日後にはものすごい反響になっていてびっくりしました。スマホメディアの特徴のひとつとして、面白いコンテンツはユーザーが拡散し共感の輪が自然に広がることがあげられます。「みらいの婚活」1話目は、TikTokで公開から4日間で約500万再生を獲得し、X(旧Twitter)でも影響力のある著名人がリポストし、絶賛いただきました。多くの方にスマホでショートフィルムを楽しむきっかけを提供できたと思っています。お客さまから「auを使っていて良かった」というご意見までいただいて非常に嬉しかったです。

パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンター 渡邉真人

▲パーソナル事業本部 マーケティング本部 R&Aセンター 渡邉真人
「公募でR&Aセンターに異動。半年でかなり視野が広がりました!」

このキャンペーンの今後の展開予定を教えてください。

古波蔵:TikTok JapanとPICORE社とはまた連携したいと、当社としては考えています。今回は純粋に作品を楽しんでいただきたいという意図から、au色を控えめにしたので、KDDIの取り組みであることを認識した人が少ないという課題が残りました。次回の施策では「TikTokとauの取り組み」だと認識してもらえるように、ブラッシュアップしたいと考えています。

たくさんのパートナー様と共創し、さまざまな取り組みを展開

将来的なビジョンや予定をお聞かせください。

古波蔵:お客さまのスマホライフを豊かにすることで、KDDIの通信ネットワークをご利用いただき続けたいと考えています。そして、スマホ時代の新しいエンタメコンテンツ視聴のありかたをKDDIが作っていきたいです。特に縦型ショートドラマの市場は2029年には9兆円に上るという調査もあります。当然視聴デバイスはスマホが中心ですから、当社が関わっていく意義は大きいと思います。

細谷:引き続き、TikTok Japanをはじめとする外部パートナー様とWin-Winの関係を築き、お客さまにKDDIの通信サービスをさらに楽しんでいただける企画を作りたいです。

渡邉:R&Aセンターでは、アニメや音楽フェスのコラボなど、さまざまなことに挑戦ができます。引き続きいろいろな業界や企業に足を運び、コンテンツの幅を広げていきたいです。

古波蔵:これからもパートナー様と共創しKDDIのメッセージを表現できる取り組みにチャレンジし続けたいと思います。

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