採用

2022/01/17

理系出身、入社5年目の3人の現在地とキャリアプランとは?~KDDI Talk×Live~

理系出身、入社5年目の3人の現在地とキャリアプランとは?~KDDI Talk×Live~

KDDIでは、学生に向けたオンライントークイベント「KDDI Talk×Live」を開催しています。今回は、2021年11月19日に開催された「理系社員による同期トーク~KDDIでのキャリアプランについて考える~」の様子をご紹介しながら、入社5年目の技術系社員の今と今後のキャリアパスに迫ります。

ひと口に「技術職」と言ってもKDDIにはさまざまな職種があります。今回は、「ネットワークインフラエンジニア」、「ネットワークソリューションエンジニア」、「ファシリティエンジニア」を経験した3名の社員に登壇いただきました。


▲技術系の業務領域

▲技術系の業務領域



目次

■インタビュイー略歴


平児

平児 祐樹

ネットワーク技術本部 IPネットワーク部 サーバーネットワークグループ
2017年入社。運用本部に初期配属、ネットワークの監視から、伝送装置の運用・保守業務を担当。2019年、入社以来希望していた開発系の現部署へ異動。KDDIが提供するさまざまなサービスを支えるデータセンターネットワークの設計・構築を担当。
細野

細野 雅貴

ビジネスデザイン本部 ネットワークプロビジョニング部 データプロビジョニングセンター ネットワークエンジニアリング2グループ
2017年入社。ソリューション推進本部にて、外資系法人企業向けの音声サービス営業システムエンジニア(SE)を経験。1年後、ビジネスデザイン本部へ異動し、ネットワークエンジニアとして外資系法人企業を担当するだけでなく、部内のDX化による業務改善プロジェクトにも参画。
奥田

奥田 拓希

人事本部 人財開発部 採用グループ
2017年新卒入社。建設本部 エリア品質管理部 南関東エンジニアリングセンターにて、鉄道動線のエリア品質改善を担当。 2021年より自らの希望で人財開発部採用グループへ異動し、現職。新卒採用の業務に従事。

5年目社員が語る成功体験と成長

5年目社員が語る成功体験と成長

これまでの業務で達成感を感じたこと、成功体験について教えてください。

細野:現部署でチームリーダーを任されており、自身の案件に加えチームメンバーの案件の管理・チームマネジメントにも挑戦しています。チームメンバーは自分よりも知識も経験も豊富で、リーダーになる前からよくお世話になっている方々ばかりです。そんな中、若手にもかかわらずリーダーを任せていただいたので、正直苦労することもありました。

ですが、今までメンバーと培ってきた関係性を大きく変えることなく、「弟分」としての自分の持ち味を生かしながらコミュニケーションを取ることを心がけたり、業務知識を増やす努力を怠らず、成長し続けることを意識しています。

その結果、メンバーからの自分に対しての接し方や雰囲気に変化が表れてきて、リーダーとして認められるようになったと感じられるようになりました。それがもっとも達成感を感じた経験かなと思います。

奥田:細野さんは学生時代に物理学を学ばれていたということですが、通信を専攻していなくても、現在チームリーダーとして活躍するまでに成長できたということですよね。

細野:学生時代の研究内容と現在の業務は直接的な関係はないものの、研究で培ったスキルを活かせることはあると思います。一方で通信やネットワークの知識は、入社後に一から勉強して資格を取得したりと、社会人になってから身に付けたものがほとんどですね。

奥田:私自身が5年間の業務を通して感じたことは、「目の前の仕事に一生懸命取り組んでいればおのずと周囲の評価が変わってくる」ということです。 建設本部では、大手鉄道会社様に対しての基地局設置の交渉や5Gのエリア設計など、大規模な路線対策プロジェクトに従事していましたが、最初から大きな業務を任されていたわけではありません。

新入社員の頃は、お客さまの「スマホが使えない」というご申告をもとに、電波品質を改善する業務を担当していました。地道な仕事でしたが、自分の改善案が実際にお客さまの電波品質向上に繋がった時に感じたやりがいは今でも忘れません。

それからはどんなに小さな仕事でも一生懸命取り組み、少しずつ周囲からの信頼を得られたことで、大きな仕事も任せてもらえるようになったんだと思います。 異動した現在も、まず目の前の仕事に一生懸命取り組む姿勢は大切にしています。

平児:担当していたサービスを予定通りにローンチできた時はやりがいを感じます。できて当然のことに聞こえるかもしれませんが、ローンチのスケジュールは経営方針やお客さまのご要望などが基準で、私たち担当者が決められるものではありません。そのため、タイトなスケジュールで進めなければならない場合もよくあります。

とはいえ、自分や自分の部署が原因でサービス開始が遅れることは絶対に回避しなければならないことです。その責任を抱えながらも予定通りにローンチできた時は、「KDDIの一員として貢献できた」という実感があり、成功体験として記憶に残っています。

業務系、技術系にとらわれずにチャレンジできるのがKDDIの魅力

業務系、技術系にとらわれずにチャレンジできるのがKDDIの魅力

みなさんが思い描いている今後のキャリアプランについて教えてください。

平児:入社当初から、まずは運用系の部署で経験を積んでからネットワークの設計・構築に携わりたいというキャリアプランがあり、幸いなことに希望通りのキャリアを積むことができています。KDDIは規模が大きいからこそ、一言で「ネットワーク構築」と言ってもさまざまな領域に携わることができるので、その分キャリアの選択肢も豊富です。

今後のキャリアプランとしては、KDDI全体を俯瞰し、5年後10年後を見据えてどういったネットワークにしていくのかといったことを考え、グランドデザインを策定する道に進みたいと思っています。

細野:現部署で法人企業様の固定ネットワークサービス構築を担当していると、お客さまがどんなサービスをリリースするために新しい回線が必要なのか、つまりどんなサービスの需要が高いのかを知る機会が多いんです。最近はtoCにクラウドやサブスクサービスを提供しようとしている法人のお客さまが多いということが分かってきました。

そんな中、KDDIが提供しているクラウドやサブスクサービスに自然と注目するようになり、「もっとうちのサービスを良くしたい」という思いが強くなりました。なので、今後は自社サービスの開発に携わりたい、というキャリアプランを描いています。

現在とはまったく別の領域ではありますが、若手社員向けのジョブローテーション制度を使うことで、そのキャリアプランに近づけたら嬉しいです。

奥田:私自身のキャリアが表している通り、業務系・技術系にとらわれずにチャレンジできる環境や制度が整っているのがKDDIの魅力だと思います。たとえ入社後であっても自分のやりたいことが見つかったら、自ら手を挙げるチャンスがあります。

いろいろな領域・職種があるからこそ、入社前には想像もしていなかったキャリアパスを歩んで、自分を成長させることができる可能性がありますね。

就活中に働くイメージを持つには、まず「社員に話を聞くこと」

就活中に働くイメージを持つには、まず「社員に話を聞くこと」

参加してくださった学生のご質問にもお答えしました!

学生:技術系だとゼネラリストとスペシャリストのどちらが多い印象ですか?

平児:運用系の部署から同じ領域の開発系の部署に異動するというのは、弊社のよくあるキャリアパスのひとつではあります。ひとつの領域を究めていくことができるといった意味でスペシャリストとして働く方が多い印象です。もちろん、営業など畑違いの部署から異動してくる方もいますが

奥田:KDDI版ジョブ型新人事制度では、専門領域を定めてその道のプロフェッショナルとしてのキャリアも実現できるようになります。技術系でスペシャリストとしてのキャリアを積みたい人は、若手のうちからそういった意思表示をすることで、成長の機会も増えますね。

学生:理系出身だからこそ業務で役立つ知識やスキルはありますか?

平児:技術系の部署に限らず、最近ではどの部署でも業務効率化が求められているので、ツールを作成して業務を自動化するスキルの需要があると思います。私は学生時代にプログラミングを学んでいたこともあり、そのスキルをツール作成などに活かすことができました。

奥田:私も同感です。採用グループに異動してからいろいろなデータを扱うことが多く、手作業では時間がかかってしまう仕事はマクロを組んで自動化などしています。業務系の部署で仕事をするにしても、そういったことに抵抗なく取り組めるのは理系出身ならではかと思います。

細野:大学院に進んで2年長く学生生活を送っていただけに、学部卒の同期に比べると研究発表のための資料作成やプレゼンの経験が多いので、それが業務にも活かせているなというのは、入社当初から感じていますね。

学生:通信を基盤に多様な事業に携われるのが御社の魅力だと感じていますが、「どんな事業や業務領域に携わりたいか」を就職活動中に具体化していくにはどうすればよいのか、アドバイスをいただきたいです。

平児:私自身も就職活動中、同じことで悩んでいました。企業が提供している製品やサービスは目に見えるし、触れて知る機会があっても、企業の中で社員がどんな仕事をしているのかは見えないですし、特に技術系の業務は具体的にどんなことをやっているのかが想像しづらいですよね。

私の場合はイベントや説明会などに参加して、興味がある領域の仕事をしている社員に話を直接聞き、具体的にどんな業務をしているのかを学んでいきました。技術系の仕事は、同じ業界ならどの企業でも業務内容自体に大きな差はあまりないはずです。志望先の企業の社員にこだわらず、いろいろな企業の社員に話を聞くのがいいと思います。

「KDDI Talk×Live」開催中!

当イベントは3月まで開催します。ぜひご参加いただき、KDDIの各部署で活躍する社員の雰囲気や働き方を知っていただけると嬉しいです!

インターンバナー画像

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