採用

2021/10/11

新卒1年目の地方配属は約10%。経験者語る地方勤務のホンネ

新卒1年目の地方配属は約10%。経験者語る地方勤務のホンネ

「地方配属」と聞いた時、あなたはどのようなイメージを持たれるでしょうか。今回は、実際に新卒1年目で地方配属を経験した2名に集まってもらい、地方配属の実態やメリット・デメリット、人事目線での地方配属への想いなどを聞いてみました。

目次

【インタビュイー略歴】

高島 景載

高島 景載

2016年入社。秋田県出身。初期配属は広島エンジニアリングセンター(現広島テクニカルセンター)。無線エンジニアとして、主にauエリアの品質改善に従事した。4年目には、自らの希望で人財開発部採用グループへと異動し東京勤務に。技術職の経験や地方配属の経験を活かし、現在は主に新卒採用業務を担当している。

梅谷 明日翔

梅谷 明日翔

2016年入社。奈良県出身。初期配属はコンシューマー営業本部中国支社(広島支店)。中国地方のauショップの営業担当を3年間経験した後、4年目からはグループ会社であるKDDIプリシードへと出向。出向期間中に愛知東京と転勤を重ね、2021年4月からはKDDI本部の販売促進部スマホ活用プロモーショングループ所属。

地方配属へのイメージと実態

地方配属へのイメージと実態

まずは、地方配属が決定した時の率直な気持ちを聞かせてください

高島:単純に驚きはありました。一方で、そもそも自身が地方出身ということもあって、そこまで「悲しい」「寂しい」といった感情はなかったですね。また、KDDIではずっと地方配属が継続するわけではないので、人生初の広島生活を経験できることをポジティブに捉えていました。自分の場合は、転勤の有無よりもどんな仕事ができるのかという業務領域での希望が強かったので、まずは「無線エンジニアとして仕事ができる」という喜びの方が大きかったです。

梅谷:私の場合は、「強いて言うならどこに行きたいか」という話があった時に広島を候補に挙げていたので、それがたまたま希望通りになってラッキーという感覚でしたね。そのためショックもなかったですし、むしろ「ごはんが美味しそうだから楽しみ!」くらいに思っていました(笑)。同期メンバーの中にも、同じ中国地方配属になった子たちがいたので、当時はそのメンバー同士で和気あいあいと、「頑張ろうね」みたいな声掛けをしていた記憶があります。

実際に地方配属を経験してみて、イメージとのギャップはありましたか?

高島:本社(東京)と違い、地方拠点ではマニュアルなどのドキュメントが共有されていなかったり、周囲に聞ける人が少ないなどの憶測をしていたため、若干の不安を感じていましたが、結論としては杞憂に終わりました。さすが通信会社と言いますか、当時からドキュメントの共有化にも力を入れていましたし、全国単位で技術を共有する風土も根付いていたので、地方だからといって、キャリア面や技術面で不利になるようなことはなかったです。

梅谷:「地方配属って“会社の最前線にいない人たち”のような扱いなのかな」というイメージもあったんですが、経験してみると全然そんなことはなかったです。むしろ地域ごとの特性を活かした地方ならではの施策や取り組みが行われていることを知れました。また、若手でもさまざまなことにチャレンジさせてもらえる環境は、良い意味でイメージと違ってとても魅力的に感じられましたね。

当時担当した仕事の中で、印象に残っているものを教えてください

高島:特に印象に残っているのは災害対応です。災害対応は通信業界ならではの業務であり、必要性も高いため、やりがいを感じていました。技術職だったこともあり、日頃、お客さまから直接感謝の声を頂ける機会がなかなかなかったので、災害対応を通じてそういったお声を頂けたことも自身の中で衝撃的だったんです。そういった背景もあり、Wi-Fiの設置や車載設置など、お客さまのために自分が直接動けることに、当時は楽しさと責任感を同時に感じていました。

梅谷:楽しかったという意味で印象に残っているのは、KDDIプリシードに出向していた時の店舗での接客業務ですね。営業担当をしていたころは正直、自社サービスへの理解が甘い部分もあったんですが、実際に自分がスタッフとして店舗に立ってお客さまとお話することで、自社商品の本当の良さを理解することができました。お客さまから「じゃあそのサービスに入ります」とおっしゃっていただけた時の喜びというのは、店頭接客の経験なしでは得られなかったものだと思っています。

地方配属のメリットとデメリット

地方配属のメリットとデメリット

地方配属を経験するメリットはどのように感じていますか?

高島:一つは、地方は1人当たりの裁量が大きいことだと思います。例えば、新卒1年目~2年目であってもプロジェクトマネジメントレベルの感覚が求められますし、企業視点での目標も複数任せてもらえるような状態です。同じようなことを本社で経験できるのかというと難しいと思いますし、大きな裁量のもと早くから自身の成長を実感できる環境は、地方配属ならではの魅力だと思います。

梅谷:地方配属ならではの人間関係に魅力があると思っています。人数が限られている分、一人ひとりの人柄まで把握できますし、連帯感も醸成されるので、当時はチームのありがたみをより一層感じることができました。東京に来てからも、広島時代の同僚や先輩方が周りにたくさんいて、助けていただくことがとても多いです。そういった関係性ができているのも、地方配属を経験したからこそだと思います。

では逆に、デメリットを挙げるとしたら何でしょう

高島:メリットと表裏一体ではありますが、裁量が大きい分、常に責任感を持って主体的に動かなければならなかったり、自分から学んでいかなければならなかったりすることは、大変さを感じてしまう人もいるかもしれないですね。もちろん先輩社員のサポートはありますが、自己成長という意味でも、自ら業務におけるPDCAサイクルを回していく意識や、成果を追い求めていく姿勢を持つことは必要不可欠だと思います。

梅谷:タイミング的な要因もあるとは思いますが、私が地方配属だった頃は、東京の本社に比べると中堅層の先輩社員が少ない印象でした。具体的には、30代~40代くらいの層がすっぽり抜けていて、私たち若手とかなり上の上司という状態だったんです。若手同士で切磋琢磨できることももちろん魅力なんですが、仮に当時、経験豊富な中堅層の方々が身近にいれば、その方々から学べるチャンスも多くあったのかなと思っています。

「KDDIならではの地方配属」という観点から、魅力に感じていたことはありますか?

高島:制度的な部分で言えば、社宅を用意していただける安心感がありました。初期配属の時には、どこの社宅を選ぶかというところからサポートがありましたし、「ここにします」と決めたらすぐに手配してもらえたので、初めての広島の地でも、新生活を始めることに大きな苦労はなかったです。

梅谷:地方配属へのイメージとして触れた内容に関わりますが、KDDIでは全国の地域に社員が配属されているので、自身の配属先以外の拠点に配属となっている社員の方々とも気軽にコミュニケーションを取れるところに魅力を感じていました。私自身は広島の拠点でしたが、中国地方に留まらず、四国や九州の方々とも関わる機会があり、地方配属であっても孤独感を感じないところは良かったです。

人事から見る地方配属

人事から見る地方配属

KDDIにおいて、初期配属が地方になる割合や、地方配属の平均年数はどの程度なんでしょうか。また、個人の配属先の希望はどのくらい通るものですか?

高島:この質問には、人事担当者としてお話します。おおよその割合で言えば、その年に入社していただいた方の10%ほどが地方配属になります。年数はケースバイケースですが、平均3年~4年がボリュームゾーンです。地方配属を判断する要素としては、入社前からご自身の突き詰めたい専門性やキャリアプランを前提として、人事側と面談する機会が用意されています。もちろん会社の要員的理由から地方配属をお願いするケースもありますが、決して一方的なものではなく、対話の上で決定されるようになっています。

KDDIとして、社員に地方配属を経験してもらう狙いを教えてください

高島:やはり一番は、お客さま目線を学んでほしいという想いです。お客さまは決して都心部だけにいるわけではありませんし、地方創生にも取り組んでいるKDDIとしては、地方にもビジネスチャンスを見出していかなければなりません。そのためには、地方の目線が必要不可欠です。今後のビジネス展開におけるキーパーソンになっていただきたいという願いも込めて、地方配属は必要なものだと捉えています。

また、先ほど申し上げたように、地方は個々人の持つ裁量が大きいため、スキルを伸ばすという観点でも地方配属は意味のあることだと考えています。コロナ禍で働き方が変化する中、「首都圏での勤務が絶対」という方がいる一方で、「地方でもまったく問題ない」「むしろ地方で働きたい」という方も増えている印象で、地方配属はそういった方々にとっても一つの選択肢になるのではないでしょうか。

就活生へのメッセージ

就活生へのメッセージ

全国転勤や地方配属の有無で会社選びを悩んでいるという方々に向けて、お二人からアドバイスをいただけますか?

高島:まず伝えたいのは、悩むこと自体は悪くないということですね。結局は職業選択の中で何を重要視するかの問題なので、社会人として魅力的な人になりたいと考えた時に、地方配属の有無が第一要素なのかどうかを見つめ直してみるのが良いと思います。考えた結果としてそれが最優先の要素であれば、やはりその点は重視して会社選びをするべきです。

それでも迷ってしまうという方の場合には、まずは幅広い業務領域や事業領域を持っている会社を選んでみるのが良いのではないでしょうか。もちろん、広い業務・事業領域はKDDIの強みでもあります。選択肢の一つとしてKDDIを選んでいただけるのであれば、人事としてこれほど嬉しいことはありません。

梅谷:私自身、就職活動をしていた時には「転勤がない会社のほうが良い」と思っていたので、悩む気持ちはとてもわかります。ただ、全国転勤は人生の選択肢を広げるチャンスでもありますし、地方での経験や人脈というのはその後の社会人生活に必ず良い影響を及ぼすので、まずはポジティブに考えてみるのが良いのではないでしょうか。

距離の近い場所や地元で働かなければならない絶対的な理由があれば別ですが、実際に経験した身として言えるのは、住めば都ということです(笑)。私自身、広島という地域に育ててもらったという自覚があるので、もし新卒からやり直せるとしても、また地方配属を経験したいなと思っています。

最後に、KDDIへの入社を検討している方々に向けて、メッセージをお願いします

高島:魅力的な人はどこで働いても魅力的なので、単なる働く場所の選択としてではなく、自身の市場価値を高めるための選択として、ぜひ会社選びをしてみてください。KDDIには間違いなくその市場価値を高められる土壌が整っていますし、新しい人事制度などによって、目指せるレベルや領域も広がっています。これから入社してくださる方も成長しやすい環境だと思いますので、当社を選んでもらえたら嬉しいです。

梅谷:社内副業制度などを利用すれば、所属がどこかにかかわらず、いろいろなことに挑戦できる会社であることは間違いありません。良い意味で、自分の想像を超えるキャリアを描ける可能性もあります。KDDIに思い切って飛び込んできていただけたら嬉しいです。

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