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採用

2025/06/30

新入社員共通研修レポート!若手社員が育成のサポート

新入社員共通研修レポート!若手社員が育成のサポート

KDDIでは、2025年度に新卒入社した267名の社員を対象として、入社後約3週間にわたり新入社員研修が実施されました。2025年度は、対面とオンラインのハイブリッド形式で実施。配属前のこの研修では、実際どのようなことが習得できるのか、新入社員の山口さんと社内副業でクラスリーダーに挑戦した入社3年目の宮本さんにインタビューをしました。

目次

■インタビュイー略歴


山口 翔太郎

山口 翔太郎

DXデザイン本部 R&Aセンター
2025年、WILLコース(データサイエンス)で新卒入社。
大学では「AIによる個人の感情に沿った音楽推薦」を研究し、一人ひとりに適した情報発信に魅力を感じていた。KDDIならば多様なデータとパートナー企業との共創で、生活のあらゆる場面でパーソナライズした新体験の創出に携われると思い入社。
宮本 絢香

宮本 絢香

人事本部 人財開発部
2023年、OPENコース(業務系)で新卒入社。
「さまざまな領域に挑戦ができる環境」と「仕事を楽しんで働いているOBやOG」に魅力を感じKDDIへ入社。キャリア採用担当として採用選考や採用広報を担当。
新入社員共通研修には社内副業を活用して、成長をサポートするクラスリーダーとして参加。

新入社員共通研修の約3週間、若手社員がサポート

KDDIの新入社員研修の概要について

KDDIでは、社員としての意識転換と考え方や基本的知識習得を目的に、新卒で入社した全社員を対象に共通研修を約3週間実施。対面とオンラインのハイブリッドで研修を行い、ビジネスマナーや実務経験に近いロールプレイングを実践することで、社会人としてのスキル習得後に業務をスタートすることを目指します。
きめ細やかなフォローを実現するため、クラスリーダーとして若手社員がサポートにあたります。クラスは約30名で、困ったことがあった際にはいつでも相談ができる環境です。外部講師だけでなく社員による講義もあるため、身近なロールモデルを肌で感じることができるのもKDDIにおける新入社員研修の特徴のひとつです。
※2022年度の新入社員共通研修レポートはこちらからご覧いただけます。

新入社員共通研修のスケジュール

▲新入社員共通研修のスケジュール

新入社員共通研修への期待や、参加時の思いについて教えてください

山口:それぞれが思いをもってKDDIに入社しているので、そんな同期と出会える研修を楽しみにしていました。私は技術系WILLコースで入社したので、営業やサービス企画部門とは専門別研修は別になるんです。共通研修では、異なる部門に配属になる同期の多様な価値観に触れるチャンスだと思いました。社会人としてのスキルを学ぶのと自分の視野が広がればいいなと期待していました。

宮本:私は入社3年目で、社内副業として新入社員共通研修のクラスリーダーを担当しました。応募理由は、入社2年目の時に新入社員のOJTトレーナーを経験して「人の成長に関わる」ことにやりがいを感じたことと、大人数をまとめるマネジメントの経験を積みたかったからです。私自身も2年前は新入社員としてこの研修に参加をし、業務やプライベートでも支え合える同期に出会うことができました。共通研修が楽しく社会人としてのスキルを身に着けることができたため、実体験をもとに語れることは多くあると思い挑戦をしました。

新入社員共通研修で楽しみにしていたことはありますか

山口:ホテルとしても利用ができる施設(LINK FOREST)で研修が行える環境も楽しみにしていました。対面とオンラインのハイブリッドで、宿泊もできたため同期との仲を深めることができました。

宮本:対面とオンラインそれぞれの良さが体感できるプログラムになっています。グループワークやKDDI MUSEUMの見学などは、対面ならではの良さがあるのではないでしょうか。研修内容もグループ会社と一体となって考案をしています。KDDIグループ会社が施設運営をしているので、安心できる体制なのもポイントですね。

「安心して相談ができる」と思った、先輩社員からの指導

新入社員共通研修の特徴について教えてください

宮本:最大の特徴は、ひとり一人の成長を支援する若手社員がクラスリーダーとして指導をすることです。私のクラスは28名が在籍しており、毎日の研修での指導や相談役として新入社員の成長サポートをしていました。
クラスリーダーは社内副業のため、普段の業務とは異なります。新入社員へ適切な指導ができるように、開始前にクラスリーダーになるための研修をしています。また、研修内容を考えた会社とすり合わせをするなど、新入社員の皆さんを迎え入れるためにしっかり設計がされているんです。

山口:困って相談をした際も丁寧に確認していただくなど、分からないことが多い中でクラスリーダーに聞きやすい環境は、心理的にも安心感がありました。また、若手社員で活躍しているロールモデルに出会えたことは、良い刺激だったと思います。

宮本:振り返れば、私も入社のタイミングではビジネスマナーも不確かな状態だったと思います。新入社員当時のことを思い出しながら、わかりやすく伝えるよう心掛けました。新入社員の皆さんには日報の中でどこを意識して行動ができていたかを記載してもらうのですが、それぞれの日報をみて「昨日よりも主体的に行動できていたね!」と成長した部分に関しては個別に声掛けをするようにしていました。

山口:日報を書くことで毎日振り返り、明日以降の行動を具体的に考えられるようになりました。 ビジネスマナーなど、慣れないこともあり初めはできないことも多くありましたが、クラスリーダーからのフィードバックは励みになりました。成長をサポートしてくれる環境が整っているため、たくさん挑戦ができるようになりました。

宮本:研修期間は社内副業に専念し、毎日つきっきりで新入社員と過ごすので、本来担当をしている業務はほとんど対応ができないのですが、事前に上司や部署のメンバーに相談してフォローをしてもらっています。社内副業であるクラスリーダーへの挑戦を、上司や同僚も後押ししてくれる環境なのはありがたいです。

クラスリーダーによる講義の様子

▲クラスリーダーによる講義の様子、朝礼と夕礼を毎日実施

クラスでの取り組みでよかったと思う内容を、詳しく教えてください

山口:社内システムの操作やOA機器の設定などを丁寧に説明していただいたのは、安心につながりました。また、クラスの仲を深めるためのさまざまなワークはよかったです。最初の段階で実施するのですが、クラスのテーマ決めや自己開示などで思いを一つにしてその後の研修に臨めました。

宮本:OA機器の設定は、皆さん一緒に設定を進めていけるので安心ですよね。わからないこともチームで助け合って行っている姿が印象的でした。

研修開始後間もないグループワークの様子

▲研修開始後間もないグループワークの様子、自己開示できるワークで自然と笑顔になります

実務に特化したオンボーディング施策

特に印象が深い研修はありますか

山口:「報連相研修」では確認の重要性を学ぶことができました。報告資料を作る際に、初期段階での認識のすり合わせを丁寧に行うことが大事であることも、本研修を通して学ぶことができました。 私は、確認不足でクラスリーダーから指導を受けたこともあり、実業務ではOJTトレーナーやリーダーに丁寧に確認することを心掛けたいと思うきっかけになりました。

宮本:「ビジネスマナー研修」では、電話の取り方やメール対応などビジネスにおける基礎的知識を習得します。その後の実践演習では、クラスの班ごとに役割決めをして架空の会社へビジネス提案を行います。講師2名がタスク管理やお客さまへの提案内容の相談を受ける上司役と提案を受けるお客さま役となり、それぞれの目線で新入社員のワークへの取り組み方を評価します。同じクラスでも、別の班はライバル企業となり、コンペ形式でヒアリングから事業提案をして、最終日にはどの班から仕事を受注したいかクラスの1位を決定します。

実践演習はかなり大変そうですが、どんなことに苦労しました

クラスリーダーによる講義の様子、朝礼と夕礼を毎日実施する

山口:限られた時間の中で必要な情報を引き出すのに苦労しました。講師からは、質問攻めでお客さまなら少し怖く感じてしまう可能性があるとフィードバックを受けました。振り返ると、2日間で相手が何を求めているのかを考え提案をする必要があったため、慌てていたのだと思います。相手のニーズを聞きたいがあまりに、コミュニケーションが上手く取れていなかったんです。

宮本:そうですね、実践演習では初めて会う講師に身構えて対応している印象でした。練習することで自分のスタイルでお客さまに接することはできますが、初めての体験だと難しいですよね。

山口:あの時は本当に緊張しました。お客さまとの商談に望む際には、班の中で上司、営業提案、ヒアリングなどそれぞれ担当を決めていました。聞き逃しのないように事前対策をして、実際の場面想定をしながら行いました。

宮本:役割決めして望まれていたのですね。実際に、SEと営業で提案をしに行くこともあるので、実践に近い営業をイメージしていただけたのですね。

実践演習での名刺交換の様子

▲実践演習での名刺交換の様子

実践演習でのお客さま商談の様子

▲実践演習でのお客さま商談の様子

研修を通して実感した、KDDIの魅力

新入社員研修から感じたKDDIのカルチャーなどはありますか

山口:基礎的なところから、手厚く、大規模な新入社員研修を実施している企業は自分が知る限りあまりないと思います。ビジネスマナーをインプットするだけでなく、配属前から実践研修で経験できるのは、身につきやすいし配属後の安心感につながると思いました。また、「人財」と呼ぶことから社員を大切にする文化があると感じました。

宮本:そうですね、KDDIは人を大切にしていると思います。当社の企業理念は、「KDDIグループは、全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、お客さまの期待を超える感動をお届けすることにより、豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献します。」です。「人財ファースト企業」を掲げていますので、スキル支援として各種研修制度や「KDDI DX University」などの社内プログラムで学べる環境があり、成長を後押しする環境が整っています。

山口:私も業務関連のスキルを伸ばすために、会社の制度を利用して研修に挑戦し成長したいと思いました。また「失敗を恐れないで挑戦を沢山しよう!」という研修中のクラスリーダーの言葉にも励まされました。最初は不安なことが多かったのですが、たくさんの同期と出会うことができ、さまざまなことに挑戦したいと思いました。

【番外編】研修の最終日に行われた決起会では、どんなことをお話ししましたか

研修最終日の決起会における松田社長(写真左)との新入社員の様子

▲研修最終日の決起会における松田社長(写真左)との新入社員の様子、皆さん嬉しそうです

約3週間一緒に過ごしたクラスの集合写真

▲約3週間一緒に過ごしたクラスの集合写真、研修をやり遂げて良い笑顔!

宮本:共通研修の最後には、職場配属となる新入社員に対する期待と激励を役員から伝え、新入社員のKDDI理解を深めるとともに同期の結束を高める決起会を開催しました。
約3週間の研修最後の締めくくりとして、松田社長をはじめ役員と直接お話できる場となります。経営幹部が、どんな視点を持ちどのような考え方をしているかなど、直接質問ができる機会です。決起会で役員に「新入社員に求めていることは何ですか?」や、「どうしたらいち早く活躍できますか!」など、活発に質問をしている姿が印象的でした。山口さんはどなたとお話ができましたか。

山口:私は松田社長とお話ができました!緊張をしましたが、気さくに応じてくださり嬉しかったです。松田社長に会える機会が入社早々あるのは驚きました。お話をしたことを糧に頑張ろうと思うことができました。

宮本:KDDIは人と人とのつながりを大切にしている会社なので、今回のような決起会だけではなく、社員をつなぐイベントがたくさんあると思います。若手社員も多数参加しているので、山口さんもぜひ積極的にさまざまなイベントに参加してみてくださいね!
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