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2022/02/15

運営メンバーが伝えたい!KDDIのオンラインインターンシップの面白さ

運営メンバーが伝えたい!KDDIのオンラインインターンシップの面白さ

オンラインのイベントは、学生の皆さんから「会社や社員の雰囲気をつかみにくい」、社員から「学生の反応が見えにくい」といった声を多く頂きます。そういった声を受けて、KDDIでは学生の皆さんにオンラインでも満足していただけるように、継続的に改善し、新たな取り組みを行っています。その中でも、学生の皆さんから満足の声が多かったアジャイル開発部主催の「UXデザイン 新規事業コース」のオンラインインターンシップについて運営メンバーの福岡さんと宮田さんにお話を伺いました。

目次

■インタビュイー略歴


宮田

宮田 準子

サービス企画開発本部 アジャイル開発部 ソフトウェア技術3グループ
2003年新卒入社。情報システム部門やCS部門などの業務を経験し、人間中心設計に興味を持つ。2018年よりアジャイル開発部にてコンシューマ領域における新規ビジネス案件のUI/UXデザインを担当。近年はMaaS事業、共創プロジェクトに従事。
福岡

福岡 千紗

サービス企画開発本部 5G・IoTサービス企画部 プラットフォームグループ
2011年新卒入社。金融/官公庁相対SEとして現場でお客様視点を学んだのち、2016年よりアジャイル開発部にてPMOとしてau Home PJの立ち上げ、auショップDX案件などコンシューマ領域におけるUI/UXデザインを担当。近年は企画部に異動しPO業務にも従事。

オンラインだからこそ、学生と社員のコミュニケーションを大切に、丁寧に

まずは今回オンライン開催した「UXデザイン 新規事業コース」インターンシップについて教えてください

福岡:昨年8月に開催された「UXデザイン 新規事業コース」インターンシップでは、アジャイル開発部が実際の業務でも携わっている『GINZA 456 Created by KDDI』での体験サービスをもとに、学生がコロナ禍でも楽しめるイベント・サービスの検討を学生の皆さんに行っていただきました。インターンシップの開催期間は計5日間。フルオンライン形式での開催で、4名の学生さんに参加いただきました。

カリキュラムは、学生の皆さんにKDDIの業務を通じてUXデザインの面白さや、サービス・モノづくりの楽しさを感じていただくために、実業務に近い内容を提供しました。チーム構成としては、学生2名に対して、スクラムマスター役の社員が1名入り、開発のサポートを行います。

インターンシップの流れは、①プロダクトオーナーの社員からヒアリング → ②インタビューの実施 → ③仮説を立てる → ④ペルソナシートの作成 → ⑤カスタマージャーニー → ⑥ストーリーボードの作成 → ⑦ペーパープロトタイプ作成 → ⑧成果物の発表となり、実際に業務で行うことを体験することができます。

図1

【インターン風景①】miroボードを使って1週間の研修の流れや業務をわかりやすく伝えています!UXデザインに関わる部署の細かな気配りを垣間見ることができます。

図2

【インターン風景②】社員が真剣にレクチャー!学生の皆さんも真剣に聞いています。

図3

【インターン風景③】最後はクラウド・アプリケーションのアジャイル開発体験コースの皆さんと合同で記念撮影!学生の皆さんいい笑顔です。

宮田:インターンシップは学生の皆さんが主役なので、私たち社員はしっかりサポートすることが大切です。今回、「UXデザイン 新規事業コース」のインターンシップには4名の学生さんが参加しましたが、4名以上の社員が運営やサポート役に入っていました。学生さんに一方的に課題を行わせるのではなく、社員も一緒になって考え、サービスを作り上げていきました。

学生の皆さんがコロナ禍でなかなか思い出を作れないという課題に対して、成果発表会では、GINZA 456にあるリアルなアバターが生成できるAVATAR FOR EVERYONEや、イベントホールのメタバース空間を活用したオンライン上での思い出作りといった企画が発表されました。学生ならではの発想にとても驚きましたね!

今回のインターンシップで一番気を遣った点を教えてください

福岡:「UXデザイン 新規事業コース」のインターンシップは、昨年度に続き今回で2度目のオンライン開催となっています。昨年度も学生に満足いただくためにいろいろと試行錯誤を重ねたのですが、やはり初回ということで学生の皆さんとのコミュニケーションが不足して、何気ない本音が聞けなかったように感じました。前回の課題を踏まえて、今回のイベントに臨みましたが、その中で特に気を遣ったところは、学生さんとのコミュニケーションです。主な取り組みは次の3つです。

1つ目は、オリエンテーションで学生、社員一人ひとりにニックネームを付けて呼び合うことで学生・社員の壁をなくすようにした点です。2つ目は、朝礼、夕礼で学生一人ひとりに話しかけることはもちろん、学生に自身の課題などの気づきを得てほしかったので、カリキュラムの中でもチューター社員が学生一人ひとりにフィードバックした点です。3つ目は、オンライン上でもアイスブレイクやランチ会の時間を多く設けたことです。これらの取り組みによって、学生同士だけでなく、学生と社員の間でも何気ない会話ができるようにしました。学生の皆さん同士も仲良くなり、イベント終了後もつながりがあると聞くととてもうれしく思います!

宮田:「今回のインターンのテーマを決める点にもこだわりました。学生にとって身近なテーマにするべく、テーマを考える際は、当部の1、2年目の社員とともに考えました。その中で、今回のテーマ「学生がコロナ禍でも楽しめるイベント・サービスの検討」が生まれました。1、2年目の社員にインタビューし、今回参加する学生のペルソナを考えて、インターンシップの内容を作れるのは、まさしく日々のUXデザインの業務が活きているように感じますね!

オンラインで、地方学生も気軽に参加

来年のインターンシップに向けた計画はありますか

福岡:今回のオンラインインターンシップでは、実務でも活用しているSlackやmiroなどのツールを活用したり、アイスブレイクや懇親会などの時間を充実させることで、オンラインであることの心理的な距離感は埋めることができたと思っています。

また、オンラインにしたことで、地方の学生も気軽に参加いただけたり、学生自身の開発環境でリラックスしながらできるなどのメリットがあることも発見しました。コロナ禍の新たな働き方という点で、学生の皆さんにアピールできるポイントだと思っています。ただ、どうしても実際の開発現場やオフィスを直接見れないことで、学生の皆さんが実際に働く様子を肌で感じ取りにくいという点は、オンラインの課題として感じています。

宮田:今後は、withコロナによる新たな働き方であるオンラインでも楽しく業務ができることをお伝えするべく、オンラインのインターンシッププログラムを行うとともに、オフィス見学会等のイベントも組み込むなどハイブリッドな形で行ってきたいと思っています。

オンラインで、地方学生も気軽に参加

KDDIのUXデザイナーに共通すること

お話を伺って運営メンバーの熱意が伝わってきました。そんなKDDIのUXデザイナーはどのような方が多いですか

宮田:いろいろな思考で新たなものを生み出すので、皆さん個性豊かな方が多い印象ですが、皆さんに共通しているのは好奇心旺盛で、自らいろいろ挑戦しようとする熱意をもっているという点です。UXデザインを行う上で、さまざまなお客さまと接する機会が多いですが、必ずしも自身の知見のある分野とは限りません。そんな中で、自身で異分野にも興味を持ち、利用するユーザー像を想像し、新たなサービスを生み出すという点はKDDIのUXデザイナーに共通している点です。

今後のイベント参加やUXデザインの分野に興味を持っている方に向けて、メッセージをお願いします

福岡:UXデザインに興味はあるけど、、、と迷っている方でしたらぜひご応募・参加いただきたいです!学生のうちにしか学べないことが学べる良い機会になると思います。UXデザインチームでは、インターンシップ以外にも「UXちょこっと※」と呼ばれる学生の皆さん向けにUXが学べるイベントを行っています。学生の皆さんにUXデザインの分野が少しでも身近になり、興味を持ってもらいたいと思います。KDDI社員一同皆さんのご参加をお待ちしています!

※UXちょこっととは?
「UXデザインに興味がある」、「UXデザインを勉強し始めた」、「同じ思いの学生同士で話してみたい」、 『UXちょこっと』は、そんな学生の方へ、学年問わずカジュアルに交流できる場を提供します。『UXちょこっと』の運営は、アジャイル開発部でデザインシンキングを用いたサービス立案サポートを行うメンバーが担当します。

インターンバナー画像

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