採用

2021/12/08

ネットワークインフラエンジニアは、 「毎日の暮らし」から「地方創生」まで 通信で支えるスケールの大きな仕事

ネットワークインフラエンジニアは、 「毎日の暮らし」から「地方創生」まで 通信で支えるスケールの大きな仕事

学生時代から「通信」一筋で歩まれてきた新入社員の見舘さん。WILLコースのネットワークインフラエンジニアという職種で入社を決めた理由、2021年4月に入社されてから約7ヶ月間、ネットワークインフラエンジニアとしてどのようなお仕事をされているのか、詳しく伺いました。

KDDIでは、初期配属領域を確約するWILLコースと、初期配属領域は希望と適性を踏まえ決定していくOPENコースの2コースで、コース別採用*を行っています。ネットワークインフラエンジニアの業務は、企画、開発/検証、運用など多岐に渡ります。

目次

■インタビュイー


見舘 空椰プロフィール

見舘 空椰

技術統括本部 モバイル技術本部 EPC技術部 開発3グループ
2021年度 WILLコース:ネットワークインフラエンジニアで入社

農家の方に喜んでもらった経験から通信業界へ

「通信」の世界に進むことになった経緯は?

「通信」の世界に進むことになった経緯は?

大学で通信ネットワークを学んでいた際、配属された研究室で農家の方向けの無線通信アプリを開発したことがターニングポイントになりました。広大な田んぼを持つ農家さんをサポートするアプリを教授と一緒に開発したんです。日光の強さをセンサーで計測し、通信機器で遠隔監視するアプリなのですが、農家さんは足腰が丈夫でない方や、車が運転できない方もいらっしゃって、「とても助かる」と喜んでいただきました。この体験から、通信の可能性を感じたのが大きなきっかけでした。

その後、大学院に進学されたのですね。

大学院では主に、ビッグデータ解析を研究していました。某大手ガス会社と共同研究して、各家庭にあるガスメーターの数値を無線で受信できるネットワークを開発するなど、ネットワーク技術による新しい事業づくりに参画できたのも良い経験でした。

就職先に通信業界を選んだ理由は?

通信業界に進もうと思ったのは、学生時代に学んで培ってきた無線通信の 技術・知識を用いて社会に貢献したいと考えたからです。先にもお話した秋田の農家さんをサポートした経験から、通信技術の大きな可能性を実感したのが一番の理由です。将来は、通信技術を使って「地方活性化」をしていければと思っています。

なぜKDDIに入社を希望したのですか?

私は無線通信が専門なのですが、有線も学び習得したいと考えました。無線と有線両方のネットワークインフラを持っているのは、KDDIだけでしたので、自ずとKDDIに絞られました。

無線は距離に限界があるのですが、有線は安定した通信を提供することができます。例えば、山間部は電波が弱くなるので見晴らしの良いところまで有線を敷き、そこから無線で届けるというハイブリットなネットワークの構造も学生時代から考えていて、将来的にそれぞれの特性を活かした地方の活性化につながるネットワーク構築にもチャレンジしたいですね。

また、実際に社内の会議で固定系のネットワークエンジニアの方と一緒になることも多く、無線と有線ネットワークの両方について学べて、幅広い知見が得られることは非常に貴重な経験だと実感しています。

実際に入社されてみてイメージ通りでしたか?

ネットワークインフラエンジニアは「企画」、「開発/検証」、「運用」など仕事の領域が広く、入社前には明確なイメージが持ちにくい職種かもしれません。ただKDDIでは入社前の面談などを通して、自分が進みたい仕事の領域をイメージすることができ、希望通り「開発」担当に配属されたのでイメージ通りでした。周りの同期を見ても、希望が叶っている人がほとんどですね。

NWインフラエンジニアの業務

▲NWインフラエンジニアの業務

何百万人ものお客さまに、快適な通信環境を届ける「システム開発」

現在の業務内容を教えてください。

現在の業務内容を教えてください。

お客さまが携帯で通信する時に必ず通る「コア設備」のシステム開発を担当しています。YouTubeを観たりする際に必ず経由する設備です。一つの設備で数十から数百万のお客さまをサポートしていて、通話や動画視聴などさまざまなサービスを不便なく使えるように業務を行っています。

例えば、データ容量がなくなったお客さまがデータを追加購入する際の導線の回線速度を維持できるように設定したり、災害が起こった際に、防災ホームページにたどり着くまでの導線にパケット代がかからないようにして、スムーズなアクセスをサポートするなど多岐に渡ります。
運用保守をしている現場の担当と連携して、工事内容の依頼をしながら業務を進めています。
その中で現在私は、「VoLTE(ボルテ)」サービス用設備のバージョンアップと、仕様変更プロジェクトを担当しています。これはお客さまが音声通話する際の品質を向上させる仕事になります。

お客さまに影響が出ないレベルの小さなエラーを事前に発見・修正して、大きなエラーにつながらないように日々、取り組んでいます。
また、「コア設備」が正常に稼働しているか確認するための設備のバージョンアップ対応もしております。

このように一つの担当設備で何百万人という多くのお客さまに対応していることから、扱っている設備の重要さとその規模感に驚く半面、大変励みになっています。数十億円から数百億円掛けてつくられた大きな設備に対して、バージョンアップや仕様変更を行うスケールの大きな仕事だと実感しています。一人のエンジニアとして、こんなに光栄なことはありません。

業務の中で、大変だなと思うことはありますか?

ベンダーさんに対するコストの調整ですね。コストの管理をしながら質の高い開発を進める必要があるのですが、今は少し難しく感じています。 後は、少数精鋭ということもあって忙しいですね(笑)しかし、担当できる領域が幅広く学びは大きいと感じています。

社内のフォロー体制はいかがですか?

月に一回グループリーダーとの面談が設定されていて、業務からプライベートのことまで悩みを相談できます。「こんな仕事がしたいです」という希望も伝えられる貴重な機会です。オンラインチャットや電話でも先輩方のフォローをたくさん受けることができます。

また、別の部署との日常的な関わりも助かっています。私が担当するコア設備にアクセスする手前の周辺設備の担当とも話ができますので、周辺設備についても深く理解できることで、コア設備自体の問題解決に繋がったりもするんです。

見舘さんの部署では面白い取り組みもあるようですね。

はい。私の所属部署には、「チャレンジ」を称賛する制度があります。部内メンバーが業務で新たな取り組みなどにチャレンジしていることを、他のメンバーがTeamsで共有し、お互いの「チャレンジ」を称える活動です。Teamsで押された「いいね!」の数の分、お菓子がもらえるので、モチベーション向上に役立っています(笑)そこで生まれたさまざまなチャレンジがチームの活性化につながっています。

無線と有線の両方のネットワークを学び、挑戦できる

WILLネットワークインフラエンジニアコースは、どのような方におすすめですか?

WILLネットワークインフラエンジニアコースは、どのような方におすすめですか?

KDDIのネットワークインフラエンジニアは、カバーしている領域が幅広く、「企画」、「開発/検証」、「運用」と各々に合った業務に携わることができます。入社時点で専門性を絞ることは、キャリアの幅を狭めることに繋がるのでは、と不安に思っている方もいらっしゃると思いますが、やりたいことを伝える機会も多く設けられているので安心です。

自分の好きな分野に進みつつ、より挑戦したい領域を見つけられるのが、KDDIのネットワークインフラエンジニアです。中でも無線と有線の両方のネットワークを学びながら仕事に活かせるKDDIは、ネットワークインフラエンジニアとして社会で活躍できる絶好の環境だと感じています。私自身も、ネットワーク構築の技術を身につけながら、地方創生に関わる仕事にも挑戦したいと思います!

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