採用

2023/01/23

KDDIの営業1年目。ショップでお客さまを"知り"、改善提案に取り組む日々

KDDIのコンシューマ営業とは？"パートナーコンサル"と呼ばれる理由とは？ WILLコースの『パートナーコンサル（コンシューマ営業）』として2022年4月に入社した片岡さんに、1年目研修での経験や、すでに感じている仕事のやりがいについて語ってもらいました。

※KDDIでは、入社前に配属領域を確約できる「WILLコース」と、希望と適性を踏まえて配属領域を決定していく「OPENコース」の2コースで、コース別採用を行っています。

パートナーコンサル（コンシューマ営業）コース概要
▪️仕事概要
auショップ等の販売拠点を運営するパートナー企業（代理店さま）へのコンサルティング営業を実施します。パートナーの経営（ヒト・モノ・カネ・情報）に対する関与、KDDIの戦略や施策の展開等を通じて、より多くのお客さまにKDDIサービスを提供し、お客さま満足度を最大化することが役割です。また同時にパートナー企業（代理店さま）の利益最大化に貢献することも求められます。

▪️初期配属：東京・大阪

▪️研修期間：1年半

▪️研修内容：都内のKDDI研修センター LINK FOREST座学研修（２ヶ月）、接客・現場経験研修（４ヶ月）、KDDI本社OJT研修（1年）

※研修期間、研修内容は一部変更となる可能性がございます。

■インタビュイー略歴

片岡響: パーソナル事業本部コンシューマ営業統括本部コンシューマ広域代理店統括２部コンシューマ代理店営業部
2022年度 WILLコース：パートナーコンサル（コンシューマ営業）で入社。
中学から大学までオーケストラに所属し、指揮者と多くのメンバーの間を繋いできたパートリーダーの経験を、企業とお客さまの関係づくりに役立てたいと考え、当コースを志望。研修期間でありながらも、パートナー企業への改善提案サポートを行っている。

“価格”ではなく”価値”で選んでいただくために

なぜ、「通信」業界への就職を志したのですか？

私は、「代理店営業」ができる業界をメインに就活していました。その理由は、生活する上で必要なのに理解が難しい商品やサービスに対し、企業とお客さまの情報格差を埋める仕事がしたい！と思ったからです。中学から大学までオーケストラでバイオリンを担当していたのですが、指揮者の意図を経験も価値観も違う弦楽器のメンバーたちに伝えるリーダーの役割を担い、その“分かりにくいことを、分かりやすく伝えて、腹落ちしてもらうこと”の重要性ややりがいを感じた原体験が大きなきっかけになっています。

スマートフォン（携帯電話）は生活する上で必須なものですが、いざ選ぶとなると良し悪しの判断が難しい商品です。そのため、価格で選ばれるケースが多いのですが、分かりやすく伝えることで、価格だけではなく、価値で選ばれるようにしたいと思いました。

通信業界の中で、KDDIを選択した理由は？

一人のauユーザーとしても、KDDIはお客さまの手続きやサポートに力を入れていると以前から感じていましたし、実際に「手続き・サポート対応」の評価が大手の中で最も高かったからです。さらに、三太郎のテレビCMなどで、ファン作りを大切にしている点も好印象でした。

そして、何より「WILLコース」の存在は、KDDIに入社する大きな決め手になりました。私が強く希望していた“代理店営業”は他業界でも存在していますし、実は大手保険会社の営業職で内定もいただいていたのですが、“代理店営業”を担当できるかどうかは不透明でした。対してKDDIは、入社前から “代理店営業”が確約されていたので入社を決意することができました。

KDDIに入社して良かったことは？

私は、「CX（カスタマー・エクスペリエンス、顧客体験価値）向上」の取り組みにも興味がありましたが、コンシューマ営業として販売台数などの数字を大事にしつつ、店頭でのお客さまの体験も重視した仕事を担当できていることが嬉しいです。新入社員研修を兼ねて、4ヶ月間auショップや量販店での入店研修があったのですが、お客さまの声を直接知ることができる貴重な経験でした。現在所属しているコンシューマ営業統括本部は、KDDIの中でもお客さまに最も近いポジションと言われているので、お客さまには”価格”ではなく”価値”で選んでいただきたいという想いが、最も届きやすい部署だと感じています。

また、店頭でサービスを受けたお客さまへのアンケートを数値化した『ネットプロモータースコア（以下、NPS）』は、お客さまの満足度を示す指標であり、私の業務において非常に重要な情報です。「受けたサービスを、ご家族やご友人に薦めるとしたら何点ですか？」というこのアンケート結果を受けて、店頭での課題を洗い出し、パートナー企業さまがお客さまへより良い価値提供ができるよう改善提案する業務は、まさに私が思い描いていた“情報格差を埋める仕事”の一つだと感じています。

研修中ながらも、コンシューマ営業の醍醐味を実感

入社してからの研修内容を教えてください。

4月の新入社員全体研修を経て、5月にはコンシューマ営業のメンバーで商品知識や接客メインの研修を受けました。そして、6月から7月の2ヶ月間は、福岡、広島、大阪、名古屋、東京、仙台、札幌にある直営店に各々が配属されて、実際に接客を経験する入店研修がありました。私は、au style SAPPORO配属だったのですが、配属前の雑談の中で「北海道など、地方に行きたい」と伝えていたので、希望を考慮していただけたのかなと感じています。
ただ、初期配属は東京か大阪と決まっていますので、地方配属の不安を抱えている方にとっては安心材料になるのではないでしょうか。

その後、8月から9月には店舗販売支援事業を行っているKDDI Sonic-Falcon株式会社（KDDIの完全子会社）にて量販店営業研修を行い、量販店での接客やイベントのサポートを担当しました。

そして、10月から翌年9月までの1年間は各部署に仮配属され、上司や先輩から業務を学んでいきます。私はコンシューマ広域代理店統括2部に仮配属されました。研修期間中とはいえ、すでに実際の仕事を担当させていただいているのは大変ありがたく感じています。

現在の部署やOJTについて教えてください。

私が所属するコンシューマ広域代理店統括2部は、auショップやau Style、UQスポット等、キャリアショップとも呼ばれている店舗を全国広域で運営しているパートナー企業さまを担当している部署です。

現在の業務としては、毎週開催されるパートナー企業さまとの商談で提出する資料や販売台数の実績データの作成、新サービスを店頭スタッフに説明するための資料作成など、先輩方にサポートしていただきながら多岐に渡って担当しています。先日の商談では、同じチームに配属された同期とデータ分析を行い、一から作成した資料をもとにお話する機会をいただきました。徐々に担当できる幅が広がっているので、とても嬉しいです。

この商談は、パートナー企業さまの営業責任者や役員の方とKDDIメンバーが参加し、主に前週や前月の実績を共有して課題を洗い出し、販売台数やNPSなどのスコア向上に向けた改善策を議論する場です。例えば、店頭にご来店されたお客さまには、すぐ「本日はどのようなご用件でご来店されましたか？」といったご用件伺いを徹底していただきたい、などの要望をお伝えしています。

コンシューマ営業は、主にパートナー企業さまをサポートする立場ですが、時には利益に貢献する経営・事業コンサルティング的なアドバイスをすることもあり、この仕事のやりがいの一つだと思います。また、取り組んだ改善施策が功を奏して、販売台数やNPSスコアに結果が出ると、微力ながらも貢献できたという達成感がありますね。

この経験は、誰にも負けない強みになる！

サポート体制や社内の雰囲気はいかがですか？

上司や先輩方には、手厚くサポートいただいているのでとても感謝しています。メンターの方には「最近仕事で困っていることはない？」など、仕事の進捗やメンタルケアまでしていただけていますし、他の方から、少しずつ仕事を任せてもらえることがやりがいに繋がっています。

部署の雰囲気は穏やかで、冷静に数字を見ながらしっかり目標達成に向かっている印象ですが、ミーティングでは活発に意見が出されるなど、内なる情熱を持った方が多いと感じています。部署内の女性の割合は約4割と想像していたより多く、安心して働けています。

また、私が所属するコンシューマ営業統括本部には約2,500名が所属していて、全ての方と直接会話することは難しいのですが、成功事例などを投稿する社内サイトを通じてナレッジの共有ができるので、大変勉強になっています。

最後に、WILLパートナーコンサル（コンシューマ営業）コース志望の学生のみなさんへメッセージをお願いします。

「パートナーコンサル（コンシューマ営業）」は、一般的に想像する営業とは違い、店頭イベントや接客を通してお客さまと向き合いつつも、パートナー企業さまの経営層の方とも向き合ってサポートをしていくので、幅広い経験を積むことができます。

また、KDDIの中ではお客さまとの距離が最も近く、お客さまの気持ちを肌で感じられるため、“今後どんな部署に行っても経験が活きる”と言われています。パートナーコンサル（コンシューマ営業）の経験は、誰にも負けない強みになるはずです！ぜひチャレンジしていただければと思います。

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