採用
2025/01/31
新入社員が同期にインタビュー #3
KDDIのグローバルな仕事のリアルとは?

こんにちは!新入社員の林です。今回は「新入社員が同期にインタビュー」の第3弾として、グローバル部門に配属となった杉浦さんと田渕さんにお話を伺いました。
数ある企業の中でなぜKDDIを選んだのか、そしてグローバル部門で働く魅力や日々のコミュニケーションの取り方など、グローバルな仕事に興味のある方や、海外勤務を目指している方が気になるリアルなお話を聞いてみました。
新入社員が同期にインタビュー#1 思いが伝わるガクチカとは?~ガクチカの選び方~
新入社員が同期にインタビュー #2 技術系新入社員に聞く!就活で大切にしたこととKDDI入社の決め手
目次
■インタビュイー
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田渕 友佳
- グローバルコンシューマ事業本部 グローバルコンシューマ事業企画本部 事業統括部
2024年、OPENコース(業務系)で新卒入社。KDDI連結子会社であるモンゴルの通信会社MobiComの目標数値管理を担当。学生時代は女子サッカー部でFWとしてプレーした。上海に住んでいた経験から、グローバルに働けるKDDIを志望。
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杉村 蒼士
- ビジネス事業本部 ビジネスデザイン本部 グローバル推進部
2024年、OPENコース(業務系)で新卒入社。国際プロダクトの営業支援を担当。学生時代はサッカー部に所属。MFとしてチームを支え、とにかく走っていた。学生時代のフランス留学経験は異文化理解を深め、現業にも役立っている。
■インタビュアー
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林 真奈香
- 人事本部 人財開発部
2024年、OPENコース(業務系)で新卒入社。KDDIなら幅広い事業領域で自身が経験出来るキャリアの幅も広い環境の中で、さまざまなことに挑戦したいと思い入社。現在は配属先である人財開発部 新卒採用グループで採用広報や、内定者フォローの業務に従事。
※KDDIの新卒採用では、「OPENコース」と「WILLコース」の2つのコース別採用を行っています。詳しくは新卒採用ページをご確認ください。
数あるグローバル企業の中で、なぜKDDIを志望?

林:お二人の志望は元々グローバル関連企業だったのでしょうか?
田渕:私は主にグローバル系メーカーや外資系IT企業、通信企業などを受けていました。上海に住んでいた経験や大学でイギリス留学をした経験から、中国語や英語を生かした業務に携わりたいと思ったためです。
杉村:正直、私はグローバルを特に意識していませんでした。企業研究をしていく中で、技術力を持っており面白いものを創造できる、他の企業にはない尖った魅力のある会社を志望するようになりました。印刷関連の会社にエントリーしたり、オフィス機器の関連会社にエントリーしたりと、海外とはあまり関係ない企業も志望していました。KDDIに入社してから「海外に挑戦したい!」と思ったときにチャレンジできる環境があるのは当たり前じゃないし、KDDIの魅力だなと気づきました。
林:杉村さんのように必ずしもグローバル系の業界を志望していたわけではない方も沢山いらっしゃるようですね。杉村さんは学生時代に海外にかかわる経験はありましたか?
杉村:フランスへ4ヶ月留学していました。異なる文化を勉強し、自身の常識を超えたいという思いから大学1年生の頃から留学を計画していましたが、コロナなどの影響で4年生の後期にずれ込みました。そのため、就職活動では学生時代に力を入れたことではなく、これから力を入れることとして話していました。
田渕:私の場合は上海に住んでいたり大学でイギリスへ留学をしたり海外での経験がありましたが、就職活動でのいわゆるガクチカでは、女子サッカー部での経験を主としていました。

▲イギリス留学時、大学最後の授業での一枚、2列左から3番目が田渕
林:お二人とも海外での経験をメインでアピールしていたわけではなく、あくまでエピソードの一つとしていたのですね。
グローバルに仕事ができる企業は業界を超えてさまざまありますが、なぜKDDIに入社を決めたのですか?
杉村:私は絶対にグローバル系とまで志望していたわけではないですが、KDDIに決めたのは、多種多様なアセットを持っており、面白いことができるのではないかと考えたからです。KDDIは海外拠点がたくさんあるだけでなく、海外でのデータセンター事業拡大※やMWCへの出展※などに取り組んでおり、そういった実績がお客さまからも評価いただいています。これだけ海外に力を入れている企業のグローバル部門に配属されたことは、幸運でした。
※海外でのデーターセンター事業拡大:ロンドンのデータセンター「Telehouse South」、供給電力5.4MWを増強
※「MWC Barcelona 2025」に出展、AI・リテールテック・モビリティなどを紹介
田渕:昔住んでいた中国で通信ができない環境での生活はフラストレーションがたまり、その際に通信の重要性を痛感しました。その時から新興国のデジタルデバイドを解消したい、デジタルデバイドを解消するだけではなく、雇用の創出や教育など通信インフラを整えたその先のソリューション提供までしたいと考えて、それが実現可能なKDDIに入社を決めました。あとは、外資系よりも福利厚生やワークライフバランスがしっかりと整っているところで働きたいという思いからもKDDIを選びました。

入社して感じるKDDIグローバル事業の魅力と、そのリアル
林:KDDIのグローバル事業の魅力はどんなところに感じますか?
杉村:なんといっても海外拠点が多く、日本と連携しながらお客さまの海外現地オンサイトサポートが出来ることです。海外のお客さまを現地で支える力は相当な強みと言えると思います。そして、その強さはKDDIならではの魅力だと考えています。
田渕:活躍している若手が沢山いることです。私たち新入社員や先輩の若手社員が活躍できる環境があることは強みだと思います。海外トレーニー制度※などで現地に赴任している若手社員が多いことも、就活生のみなさんからすると魅力に映るかもしれませんね。
※海外トレーニー制度についてこちらをご覧ください
林:実際の業務内容を少し教えてもらえますか。
杉村:普段は支援部隊としてグローバル案件を進めるために営業をサポートしています。商談でお客さまから課題をヒアリングしたり、適切な解決策を提示したり、海外拠点との調整を行っています。
田渕:私のグループでは主にモンゴルなどのモバイル売上を分析しています。売り上げの増減要因の分析を担当し、現地で行われているプロモーションの情報収集なども行っています。
林:そんなグローバル部門ならではの大変や、入社前は想像してなかった出来事やエピソードがあれば教えてください。
杉村:予想外の出来事が月に一回は起きることですかね。不確定要素が多いことや、自分の常識からは外れた出来事が起こるのは正直大変ですね。お客さまが通信ケーブルに洗濯物を干されて断線した事例や、通信機器にネズミが入ってショートするなど、日本ではあまり考えられないことが起きます。ただ、それらの困難を乗り越えることができた時は大きなやりがいを感じます。
田渕:現地拠点やお客さまとコミュニケーションを取るときは、時差もあり返信にタイムラグが生じたり、提出物に関する期限が緩やかであったりすることが大変です。日本の文化とは異なる国の方々と仕事をするということはお互いを理解する必要があると日々感じています。
林:想定外の出来事や、文化の違いなど、国内部門では出来そうにない経験がたくさんありそうですね。

みんな気になる?グローバル部門のメンバーやコミュニケーションとは
林:就活生は働く環境に求められる語学力が気になるかと思います。実際に仕事で英語を使う頻度やレベルはどのくらい必要でしょうか。
杉村:私のグループではあまり英語は使わないです。たまに英語のメールが来たり、海外製品のスペックや説明書を英語で読んだりするくらいですが、海外キャリアとやり取りをしている隣のグループでは英語で頻繁に会議をしてます。そのグループに配属された同期は、初日に外国人と名刺交換をするなど、グローバルを感じる光景はよく目にします。
田渕:私は毎日、英語を使っています。会議やメールの頻度はそこまで高くないものの、現地から受領する資料は全て英語なので必然的に使う形です。英語のレベルは高い方だと自負していますが、全てがわかるわけではなく、専門用語など難しい文章や資料は、生成AIを活用することもあります。
林:グローバル部門には、どんな社員が多いですか?
杉村:海外拠点で働いた経験のある人、英語ができる人が多いです。あと外国籍の方も一定数いますね。
田渕:ほとんどのメンバーが英語を使って現地の人とコミュニケーションを取っていると思います。1~5年目くらいの若手社員は海外在住経験や留学経験がある人がほとんどですね。

▲部署メンバーとの写真。右から2番目が田渕
林:今後伸ばしていきたいスキルや経験は、どういったものでしょうか?
杉村:まずはKDDI社員として通信の知識を伸ばしたうえで、いずれは海外勤務を経験したいです。KDDIには英語学習のプログラムがあるので、通常業務をある程度こなせるようになったらチャレンジしようと考えています。
田渕:私も海外勤務を経験したく、海外トレーニー制度に応募したいと考えています!
林:今回お二人のお話しを聞いて、改めてKDDIにはグローバル活躍できるチャンスが沢山あることが分かりました。グローバルに少しでも興味のある学生の皆さんのご応募を、お待ちしております!
※参考:KDDIの海外拠点について
KDDIでは、部署によりますが、法人ビジネス部門でアメリカ・イギリス・ドイツ・中国・シンガポール・韓国・インドネシア・オーストラリア・ベトナム・インド・モンゴルなど海外拠点があります。