採用

2021/11/17

KDDIのUXデザイナーは、未来の社会を描き、これからの生活を彩る仕事

KDDIのUXデザイナーは、未来の社会を描き、これからの生活を彩る仕事

KDDIの社内で、今、最も注目を浴びているUXデザイナー。通信領域がメインの畑さんと、ライフデザイン領域(金融、コマース、教育、エンタテインメントなどといった非通信領域)がメインの花田さんにお話を伺い、KDDIで働くUXデザイナーという仕事に迫ります。

目次

■インタビュイー略歴


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畑 祐二朗

パーソナル事業本部 マーケティング本部 DXデザイン部 CX推進グループ
2020年入社。開発会社のクリエイティブ部門でフロントエンド開発、グラフィックデザインに携わったのち、ネット証券会社のCX部門でUIUXデザインを担当。上流の事業に携わるべく、IT事業会社へ転職し、PM、PO兼UIUXデザイナーとして、複数の事業立ち上げを経験後、KDDIの現職へ。
花田 直人

花田 直人

パーソナル事業本部 サービス統括本部 UX・サービスデザイン部 サービスデザイン1グループ
2019年入社。大手複合機メーカーで、GUIデザイナーからキャリアをスタート。UXデザイナーを兼務し、デザインリサーチ、体験設計、UI制作、ユーザー評価などを担当。UXデザイナーとして、より幅広く活躍できるフィールドを求めてKDDIへ転職し、現職へ。

自分自身が自社サービスを使い倒し、 一顧客となり体験することを大切に

自分自身が自社サービスを使い倒し、 一顧客となり体験することを大切に

畑さん、花田さんはどのような経緯でKDDIに転職されたのですか?

畑:これまで開発会社や事業会社で、デザイン、開発、事業立ち上げを経験し、「自分の何を特化させようか」と考えた時に、「それら全ての経験を繋げるデザインをしたい!」と思ったのがきっかけでした。

花田:私は、新卒で複合機メーカーに入社し、GUIデザイナーとしてアイコンや画面パーツの作成からキャリアをスタートさせました。次第にUXデザインの領域も担当になったものの、toB向けの複合機の開発スパンはすごく長くて、12年在籍して主担当は3-4機種ぐらいだったんです。
これからの自分のキャリアを考えた時に、to Cでもっとスピーディで幅広い仕事がしたいと思ったのがきっかけでした。

今の業務内容を教えてください。

畑:主な業務のひとつは「5Gの体験設計」です。auに契約されているお客さまに対して、5Gをより身近に感じていただく体験を企画設計しています。定量・定性調査でお客さま課題、ニーズを抽出し、デジタル、オフライン関係なく最適なコミュニケーション施策を考える他、「5Gで何ができるのか」、「どこでつながるのか」という視点から、5Gのご契約前からご利用後までのUXデザインを設計して、満足度をあげていく業務になります。

もうひとつは、KDDI社内におけるUIUX文化醸成のための啓蒙活動です。これは、花田さんも活動されています。

花田:私の業務は「ライフデザイン」領域におけるサービスデザインです。ライフデザイン領域にはau PAYやau PAYマーケット、auウェルネスなど、本当に幅広いサービスがあります。

社内でサービスを作る際、私たちUXデザイナーがサービス担当部門と一緒にサービスを作っていくのですが、お客さまには複数のauサービスに触れていただくので、体験の連続性や一貫性を考慮しながら設計する必要があると考えています。事業目的を達成しながら、お客さまへの最適な体験を設計する必要があるのでデザイン以外にもさまざまな知識を必要とします。

具体的な業務工程としては、デザインリサーチやペルソナ作成、体験設計、プロトタイピング、検証などのプロセスを踏んでいきます。そのプロセスの中で、UXの考え方を社内へ浸透させる役割も担っています。お客さまの視点と事業者視点の両方にとって最適なサービスを設計することを心掛けているのですが、社内のメンバーから「UXデザイナーの皆さんと仕事をして良かった」と言われた時はすごく嬉しかったですね。

KDDIでUXデザインをする時に大切にされていることは何ですか?

畑:「どのようなお客さまが、いつ、何を、なぜ求めているのか?課題は何か?」を実際のお客さまの声から抽出、分析し、「どのような価値をお届けすべきなのか?」を設計することです。また自分自身が自社サービスを使い倒し、店舗に足を運び、一顧客となり体験し、事業側からは見えづらい部分を自分の目で見ることを大切にしています。

花田:良いサービスを作っても、使ってもらわないと意味がないので、サービス担当者の意見を汲み取りながらも、お客さまが求め期待しているものは何なのかを同時に考慮しながら、デザインしています。

入社早々、 auのデザインガイドライン策定を担当

入社早々、 auのデザインガイドライン策定を担当

畑さんは入社早々、デザインガイドラインの担当に抜擢されたそうですね。

畑:はい。自分の知見を活かせると思って手を挙げました。KDDIではサービス、施策ごとにデザイン制作を行うため、ブランドとしてデザインの統一感に課題があります。お客さまに一貫したブランド体験をいただくため、ブランド・アイデンティティをデザイン基本指針へ落とし込み、カラー、フォント、ボタンなどのガイドライン策定を進めています。サービス担当、ブランド担当の方とも話し合いながら、デジタルデザインの基盤を整えています。 お客さまとの接点の肝となって、これから長期間運用される可能性があるので、とても名誉ある仕事だと感じています。

畑さんは入社一年目ですが、KDDIは任される仕事も幅広く、チャンスも多いのですね。

畑:複数のサービスにおけるエキスパートレビューも行っています。デジタルに限らず、スマートフォン端末の新機能等、お客さまのさまざまな接点におけるUX課題を抽出、改善策を立案し、より良いお客さま体験を実現するためのサポートをしています。
KDDIのUXデザイナーの業務は、本当に幅広いですね。

花田:私もメイン業務のライフデザイン関連以外にもサブ的な業務で、KDDIの社内教育機関であるKDDI DX UniversityでこれからUXを学ぶ社員の学びのサポートもしています。

業務が幅広い分、大変だと思いますが嬉しい瞬間も多そうですね。

畑:UXデザインの重要性をさまざまな案件を通して伝えられているのは小さな成功体験ですね。お客さまの声を取り入れて施策を設計することで、社内でも「お客さま視点でのサービス・施策づくりって重要だね」と嬉しいお声もいただきます。

花田:これだけ大きな企業のデザイン文化を変えていくのは容易ではありませんが、徐々に手応えも感じています。そのことが、多くのお客さまとの信頼関係の構築に繋がっていくと思っています。

畑:そうですよね。会社のためだけではなく、お客さまのためのサービスにしていく使命を強く感じています。

花田:お客さまが良い体験をして、その結果、売上が上がることをどんどん実現していきたいですね。ビジネスとデザイン、どちらかだけではダメで、両方を押し進める感覚でいます。

UXデザインというプレゼントで、 家族や身近な人を喜ばせたい

UXデザインというプレゼントで、 家族や身近な人を喜ばせたい

お二人にとってUXデザインの醍醐味は何ですか?

畑:私は、ドラマ 「リッチマンプアウーマン」 の小栗旬さんのセリフ「ITとは、人々の生活を豊かにするものだ。中心にはいつも人間がいるんだ。僕らの仕事は大切な人を思うことから始まるんだ。」という言葉が心に響き、ITでデザイナーをやりたいと思いました。

売上を上げるという事業のミッションも重要ですが、「誰かのために」という想いが根底にあります。UXデザインの仕事は、成果物が暮らしに馴染んで存在し、家族など身近な人が使って喜んでくれるのでやりがいを感じます。

花田:学生のころから、「デザインとはプレゼントなんだ」と思って取り組んでいます。相手の分からないプレゼントは考えるのに苦労しますが、渡したいと思える大切な人がいると、その人がどんなものに喜んでくれるのかイメージできて、プレゼントの中身は全然変わってくると思うんですよね。 「人を想う」というその気持ちが大切だと思います。

UXデザイナーのチームには、どのような方がいらっしゃいますか?

花田:プロとしての技術も当然のことながら、ヒューマンスキルも優れた方が多くて、チームの雰囲気はすごく良いです。
会社の中でも注目されている部署ということもあって、みんなの意識も高く、勉強熱心なメンバーが多いと思います。

KDDIのUXデザイナーならではの良さとは?

畑:auやUQ、povoなど、さまざまなサービス・施策のお客さま体験を考える機会の多さはKDDIならではだと感じています。また5Gはこれからの生活インフラの基盤となり、多くの体験の変化点です。5Gで変わりゆく体験設計に携われることもKDDIならではだと思います。

花田:そうですよね。色々な案件に、同時進行で関われるのは魅力です。複数同時に見るとなると、とにかくアンテナを多く張り巡らす必要があり、相乗効果で個々の案件ごとのアイデアもさらに広がりやすい。転職の目的だったさまざまな案件に挑戦したいという思いは実現できています。

畑:私は入社してまだ一年目ですが、すでに100名以上の社員の方と業務でご一緒させていただいております。皆さんの意図を汲み取りながら、幅広い業務ができるのは醍醐味ですね。

花田:KDDIは大きな基盤を持っていて、スタンダードな社会インフラとなるサービスを作る仕事でもあるので、ピリッと良い意味の緊張感はありますね。

畑:auショップの前を通ると、「パパの会社!」と2歳半のわが子が言ってくれます(笑) 家族にもとても身近な仕事で嬉しいです。

生活の基盤になる5Gの可能性は無限大。 新たな価値を届けていきたい

生活の基盤になる5Gの可能性は無限大。 新たな価値を届けていきたい

KDDIでの今後の目標はありますか?

花田:通信で関わってくださった方に、さらに生活になくてはならない新たなサービスを提案していきたいですね。もちろん通信がきっかけでなくても、魅力的なサービスをきっかけに経済圏を大きくしていけると良いなと思います。

畑:KDDIは約3000万人の顧客基盤を持つ会社で、これからは5Gもあって可能性は無限大です。それらを活かして新たな価値を届けていきたいですね。

UXデザイナーとして働くモチベーションは何ですか?

畑:一番身近な人が楽しんでくれるきっかけを作れるから、大好きな仕事です。楽しさを追求していきたいです。それがひいては、人のためのサービスにつながると思います。

花田:こんな仕事は、他にないと思います。自分の家族や仲間など身近な人を幸せにしたいという想いが、そのままお客さまをハッピーにすることに繋がる仕事だと感じています。影響力が大きいので、未来のために仕事ができているという感覚があります。その分、責任も感じていますね。

KDDIへの入社を検討されている方へメッセージをお願いします。

畑:KDDIは、プロダクトやデジタルなどの領域に縛られず、オンラインからオフラインまで、UX デザインを幅広く経験できます。UXデザインの領域を広げていきたい、日々さまざまなお客さま体験に関わりたい!という方は特にワクワクするのではないでしょうか。ぜひ一緒にチャレンジしましょう!

花田:これまでの経験が必ず活かせる場所です。ご自身のキャリアに自信を持って飛び込んできてください。切磋琢磨できる、高め合える関係が良いですね。UXデザイナーは関わる人も多い仕事です。誰とも垣根なく話せるコミュニケーション力も大切です。そして何より、「人」が好きな人がぴったりな仕事だと思います。お待ちしています。

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