キャリアについて聞かせてください。
入社1年目はアプリケーションエンジニアリング部(以下AE部)に配属され、社内外向けオンプレクラウド基盤の設備運用を担当しました。2年目にはAE部SREセンター、3年目には新設されたクラウドエンジニアリング部(以下CE部)に異動し、業務範囲が広がりました。CE部では従来の運用業務に加え、新しい社内向けクラウド基盤の監視環境構築および運用を担当しています。4年目には、新規クラウド基盤運用をテーマにCODT2024に登壇。現在は基盤運用を継続しつつ、パーソナル向けアプリの企画業務にも社内副業(※)として取り組み、キャリアの幅を広げています。
※社員のキャリア実現に向けた実践機会として、就業時間の約2割以内を目安に、自部署以外での業務を経験できる制度
プロジェクトや普段の仕事で成長した点を教えてください。
大学時代は情報系を専攻していましたが、入社後はクラウドに関する専門知識が求められる場面が多く、これまで詳しくなかったサーバやスイッチなどのハードウェア機器の操作やクラウドの仕様について、業務を通じて自然と習得することができました。特に、数千台規模の大規模クラウド構成や、KDDIが培った運用ナレッジを入社1年目から学ぶことができたのは貴重な経験です。また、クラウド基盤運用という役割上、複数部署をまたいでプロジェクトを遂行する機会が多くあり、その中でビジネスにおけるコミュニケーション能力やプロジェクト管理スキルも大きく向上したと感じています。

今後挑戦しようとしていることは何ですか?
現在担当しているクラウド運用の分野では、ユーザーが快適に利用できるよう、安定稼働を守るとともに、長期的な運用に耐えうるサステナブルなフローへの改善を進めていきたいと考えています。また、個人のキャリアとしては企画や開発分野にも今後挑戦したいと考えています。これまでの業務で培ったクラウド運用の知識を活かし、使いやすさと運用のしやすさを両立させたサービスやアプリケーションを提案・実現することで、よりKDDIならではの広範な価値提供を目指したいです。