キャリアについて聞かせてください。
KDDIに入社後、企業向けサービス提供部門でクラウド専門部隊に所属しました。そこでは、クラウドの活用方法を模索し、多くのお客さまに合わせたサービス提供を担当しました。これはDXの初期段階で、クラウド提案に加えて、特にシステム開発の要望が多かったです。以前のシステム開発経験も活かし、KDDIでは大規模なお客さま向けシステム開発プロジェクトにも携わる機会がありました。そして、今年からは新たな挑戦として、一般の顧客向けの端末販売に従事しています。私の目標は「デジタル格差」の解消であり、誰もがデジタル化の利点を享受できる社会を実現するため、日々努力しています。
プロジェクトや普段の仕事で成長した点を教えてください。
物事の本質を見抜く力が高まったと実感しています。システム開発では、要件定義というお客さまのやりたいことをまとめる重要な過程があります。その際には、さまざまなことを話し合います。お客さまが望まれているものは何だろう、本当に実現したいことは何なのか、ここを見極めることに失敗すると、時間をかけて創り上げた成果に対して感謝されず、さらに時間をかけて修正を行うことになり、両者にとって不利益です。それを避けるためにも、お客さまとの会話では様々な視点を持つように心掛け、物事の本質を把握するようにしています。

今後挑戦しようとしていることは何ですか?
今年から新しい環境になり、業務の幅が広がったと感じています。これまでは主に企業を顧客として取り扱っていましたが、一般のお客さまとも接点が増え、現場に近づく機会が増えました。そのため、お客さまの真のニーズや信頼を築くための要素を考える機会が増えています。新規のお客さまはもちろんのこと、既存のお客さまがKDDIを信頼し長期的に利用したいと考えてくれるよう、お客さまに寄り添う姿勢を常に意識しながら業務に取り組みたいと思います。そして、その先には、すべての人々が平等にデジタル技術を利用できる未来を築くことを目指しています。
職場環境、働き方について教えてください。
各個人に専用端末が貸与され、いつでも誰でもテレワークが可能な環境が整っています。部署によって異なりますが、フレックスタイム制や変形労働時間制も適用され、自分のライフサイクルに合わせた労働形態を選ぶこともできます。また、挑戦を後押しする風土があり、自己発信をしやすい環境が整っています。一人では難しい場面も多いかもしれませんが、仲間と助け合い、補い合える風通しの良い職場ですので、チームでの仕事も多いと考えています。