キャリアについて聞かせてください。
2014年、前職であるコンサルティング会社から中途採用でKDDIに入社しました。当時の面接で、「子どもが小さいので18時には退社し、必要であればリモートで働きます」と宣言した私を採用していただけたことからも、KDDIはとても懐の深い会社だと思ったことを覚えています。
入社後は、今の「au PAY(コード決済)」や「au PAYクレジットカード」の前身にあたる「au WALLETプリペイドカード・クレジットカード」サービスのスマートフォン連携施策など、通信事業者側からライフデザインサービスとの連携を意識した新規サービスや施策を検討する企画職を4年ほど勤め、その間にグループリーダー職も任せていただきました。
その後、ライフデザインサービス企画部へと異動になりましたが、現在も本質的な業務内容は変わっていません。
プロジェクトや普段の仕事で成長した点を教えてください。
前職のコンサル時代は、期間限定でお客さまのプロジェクトに関わる働き方をしていました。KDDIに入社したのは、何らかの事業やサービスを、企画から世に出すまで関与したいと思っていたからです。
幸運なことに「Pontaポイント」の導入案件でKDDIに入社したことでその目標は叶うのですが、それは同時に、「ひとつのサービスを世に出すには多くの人の関与があり、協力を仰いで形にしていく必要があること」や「通信会社としてそれぞれの部門の方がそれぞれの信念を持って、お客さまのために仕事をしていること」などを、私自身が深く理解することにもつながりました。
言葉にすれば当たり前のことですが、それぞれの部門の思想の違いを、KDDIという大きな組織での職務を通じて知ることができたのは、とても貴重な経験だったと思っています。
今後挑戦しようとしていることは何ですか?
入社時点の目標は叶えることができましたので、今後のステップとしてKDDIで何にチャレンジしていきたいかは、いままさに考えているところです。
サービスの立ち上げではないことに挑戦したい気持ちもありますし、サービスの立ち上げ領域で、よりプロフェッショナルを目指していくという選択肢も考えています。スキルを横に広げていくのか、縦にもっともっと掘っていくのか。
その両軸で自身のキャリアを考えられること自体が、KDDIの大きな魅力だと思っています。
また、KDDIでは新しく「ジョブ型人事制度」を採用したことによって、普段の上司との会話の中でも「自分がどうありたいのか」を問われるシーンが増えました。
自らの今後のキャリアをどのように発信していくのかは、私自身じっくり考えていきたいと思っています。