PROJECT

「au WALLET ポイント」から「Pontaポイント」へ。
決済サービスの可能性とは。

KDDIは、共通ポイントサービス「Ponta」を運営する株式会社ロイヤリティマーケティングと資本業務提携を行い、今まで自社サービスで提供していた「au WALLET ポイント」から「Pontaポイント」に統一しました。統一を推進したプロジェクトメンバーに、企画への想いを伺いました。

MEMBER

  • 廣田 勲
    廣田 勲
    パーソナル事業本部
    サービス統括本部
    パートナービジネス開発部
    基盤開発G
    グループリーダー
  • 菊池 良則
    菊池 良則
    パーソナル事業本部
    サービス統括本部
    金融決済ビジネス部
    副部長
  • 中村 耕道
    中村 耕道
    パーソナル事業本部
    サービス統括本部
    システムマネジメント部
    システム企画G
    グループリーダー

※掲載されている情報は、撮影当時のものとなります。

このプロジェクトにおける、メンバーそれぞれの役割は?

廣田 勲
廣田

本プロジェクトにおけるプロジェクト推進担当者として、ロイヤリティマーケティングとの提携契約をまとめる業務、およびお互いのサービス連携を行う際のサービス企画・開発の取りまとめを担当していました。

菊池 良則
菊池

「au PAY」の決済関連のサービス企画を担当しました。Pontaポイントということで、特にローソンさんで、「au PAY」をよりたくさんのお客さまに使っていただけるのかといった観点で施策立案やアプリ連携を担当しました。

中村 耕道
中村

システム構築を担当していました。「Ponta」も「au PAY」も関連システムが多岐にわたるのでそれらシステムの取りまとめや、どのシステムでどの機能を配置するか、全システムでの試験をどうするかなどを考える立場でした。

大変だったこと、乗り越えるのが大変だった課題は?

廣田 勲
廣田

今までもいくつかのサービス開発に関わってきましたが、自身として協業でのサービス開発は初めてで、まずはそこが大変でした。協業での締結の作業と変更して期限の決められた中でものづくりを進めること、さらにそれを限られたメンバーの中で推進していくことも。協業先であるロイヤリティマーケティング社との関係構築や両社の文化の違いを理解していくことに関してもその期間で進めるのは結構難しかったです。

菊池 良則
菊池

わたしは前身の「au WALLET」の立ち上げ当時(2014年)から関わっていまして、正直立ち上げに関しては2019年のコード決済の立ち上げ前後がいちばん大変でした(笑)KDDIのコード決済サービスは、業界の中でいうとほぼ最後発だったので、他社の新しいサービスや積極的な動きを目にすると、焦りもあって。

「au PAY」は自社で加盟店管理をしているので、お近くのコンビニさんとか飲食店さんも直接管理しています。ゼロからサービス構築をしていきましたので、範囲が多岐にわたる中、初めてのことも多くて、最初は何が正解かわからない中で動いていましたね。

中村 耕道
中村

システム構築の立場でいうと、納期は決まっている中で、仕様の追加変更、システム間連携に必要な改修を多数行わなければならなかったことが苦労した部分でした。ただ、「ビジネスを止めてはならない」という思いがあったので、何をどうすれば実現できるか、どうすれば一番効率的な対応となるかを考えて、最適な対応を行うようにしていました。

廣田 勲
廣田

このプロジェクトに限らずですが、わたしたちがやっている仕事って、わたし自身も使うサービス。いかに自分たちがいいものを作って、自分が使いたいものを作れるかというところでモチベーションを保っていました。今回のこのサービス開発も、わたしたち自身が使いたいと思うものをつくれているか、という視点で進めていました。

菊池 良則
菊池

わたしはお客さまに少しでも早くサービスを届けたい、という思いがモチベーションになってプロジェクトが進んでいたように思います。

中村 耕道
中村

システムを作る側にいると、「よい品質のものを作りたい」という想いがあるので、一度決めた仕様を変えられてしまうことは、品質低下の懸念があり、どうしてもモチベーションダウンにつながってしまいます。そんな時は、「この仕様変更は、お客さまにとってより良いことにつながるので意味のあることだ」と意味付けしながら、モチベーションを維持していました。

今後このプロジェクトをどうしていきたい?
そして、どんな未来をつくっていきたい?

廣田 勲
廣田

ポイントサービスの連携は第一歩。決済との連動や、決済だけでなくほかの分野への拡大可能性もたくさんあります。ロイヤリティマーケティングさんとも一体となって、世の中にまだない新たな価値や、お客さまがもっとお得に便利に使っていただけるものを提供していきたいです。究極的にはお客さまに何もしてもらわなくても支払いが完了する、ポイントが貯まる、みたいな動きを実現していきたいと思っています。

菊池 良則
菊池

もともとau PAYは、2,350万人くらいの方にご利用いただいていて、そこに「Pontaポイント」の9,000万人が合わさって、1億人超の基盤になりました。出来上がった経済圏の中でお客さまにストレスなく、魅力あるサービスと感じて、利用してもらえるように追求していきたいですね。

中村 耕道
中村

KDDIの中でも、「au PAY」は今後伸ばしていかなければいけない分野のひとつ。au PAY 決済に付随したさまざまなサービスが展開されていく中で、ビジネスのスピードに追従できるシステムにしていきたいです。まだ道半ばですが、実現できるように頑張ります。

こんな想いを持ったひとと、一緒に働きたい。

廣田 勲
廣田

ポイントサービスに限らず、さまざまなサービスをつくり、お客さまに新しい体験を提供していきたいという気持ちのある方と一緒に働きたいです。このプロジェクトについては、ぜひポイントサービスに興味のある方と一緒に(笑)

菊池 良則
菊池

わたしの仕事は、サービスの企画が主ですが、自分の担当しているサービスをとことん好きになってほしいです。その上で持ってほしいのはプロ意識。常に他社がどうなっているか、サービスをより良いものに変えてこう、と考えられる人にぜひきてほしいです。

中村 耕道
中村

わたしの部署では、ものづくりに興味のある人がいちばんかなと思います。世の中の大多数が使っているサービスを自分でつくることができる。自分でつくったものが街中で使われている、そんな状況を楽しめる人、喜びに感じられる人に来てほしいと思います。