キャリアについて聞かせてください。
2022年にキャリア採用で入社しました。前職では、総合電機メーカーにてBtoB向け自社製品(ビル事業・モビリティ事業領域など)のプロダクトデザインやUXデザインを担当していました。
また、エスノグラフィー手法※を用いてユーザーのニーズを引き出す提案活動を継続的に行いながら、社内の教育支援ツール開発や受注支援、未来予測、MaaS研究など幅広い業務に取り組んできました。
これらの経験を生かし、KDDIではサービスデザインの専門家として、パーソナル事業におけるプロダクトの顧客体験設計・推進に従事。金融経済圏における体験設計や、Pontaパスのリブランディングおよびコアバリュー設計の推進を主に担当してきました。
2025年4月からは、デザイナーとしては初のエキスパート職に就任。マーケティング部門とデザイン部門を兼務し、マーケティング領域にさらなるお客さま視点を取り入れるため、両部門の架け橋となり、新たな価値創出に注力しています。
現在の主な役割は、KDDIのパーソナル事業全体に対するマーケティング戦略立案および顧客体験設計の推進です。また、デザイン組織構築や社内へのデザインの浸透活動、さらに学会登壇や社外講師としての活動を通じて、サービスデザインの価値を社内外に伝え、当社の取り組みを広く知っていただくための活動にも取り組んでいます。
※エスノグラフィー手法とは、ある集団や文化の中で人々がどのように生活し、相互作用しているかを理解するための調査手法。ユーザー理解やサービス開発、マーケティングなどの分野でも活用されています。
プロジェクトや普段の仕事で成長した点を教えてください。
特に成長を実感しているのは、プロジェクト全体を俯瞰する力と、部門を横断したコミュニケーション力です。さまざまなステークホルダーと協働するなかで、複雑なプロジェクトを効率的に推進するスキルを向上させました。
また、ユーザー視点を重視したエスノグラフィー手法を活用することで、より深いインサイトを引き出し、それを体験設計に的確に反映させる力も磨かれました。こうした経験を通じて、お客さまにより価値のある体験をご提供できるようになったと実感しています。
今後挑戦しようとしていることは何ですか?
今後は、KDDIのさまざまなサービスを一体化した統合的なUXデザインを推進し、お客さまにとってシームレスな体験を提供したいと考えています。また、インクルーシブデザインの視点を取り入れ、さまざまなユーザーのニーズに応える製品やサービスの開発にも取り組んでいきたいと考えています。
さらに、デザイン思考を活用した組織改革を進め、社員一人ひとりがユーザー中心の視点を持てるよう、社内研修や啓発活動の強化にも力を入れていきたいと考えています。