キャリアについて聞かせてください。
KDDIに中途入社してからは、主に製造業のお客さま向けに、電話サービスやネットワークなどの通信商材とDX(デジタルトランスフォーメーション)の提案を行っています。
また、現在はDX案件の窓口開拓担当として、所属グループを横断した活動を行っており、担当企業以外に対しても、企業分析や仮説提案検討などを関連部署と協力しながら実施しています。
くわえて最近では「社内副業制度」を活用し、コンシューマ向けのサービス検討にも携わりました。
サービス内で利用するコンテンツや、アプリ遷移画面のデザイン検討など、法人営業とは異なる経験を一人の担当者として実施した経験は、今後のキャリア形成にも役立てられると思っています。
プロジェクトや普段の仕事で成長した点を教えてください。
事業やサービスをイチから考える力が身についたと感じています。
というのも、DX提案ではお客さまと一緒に新しいビジネスに関して議論を行う共創検討があるのですが、その際に事前準備として業界やトレンドを調査し、まずは両得になるようなビジネスモデルの仮説を立てる必要があるためです。
いままでの営業では商材ベースの提案だったこともあり、ある程度提案の道筋が見えていましたが、DXの仮説提案ではほとんどをイチから考えることが多いため、この仮説提案を個人はもちろん、所属グループや関連部署の方とも議論することで、魅力ある提案につなげることを心掛けています。
直接の案件受注につながらない場合もありますが、お客さまとの関係づくりという観点でも、共創検討は非常に意義のある取り組みだと感じています。
今後挑戦しようとしていることは何ですか?
新規事業の立ち上げに携わりたいと考えています。
私個人として新規事業の検討が好きなことに加えて、いわゆる「2025年の崖」という観点でも、新規事業は自社にとってもお客さまにとっても重要なポイントになると考えているためです。
また、本業だけでなく社内副業においても、コンシューマ向けのエンタメ事業検討にもう一度参画することで、toC向けの提案や、KDDI主導での案件など、提案の幅を広げていきたいと考えています。
KDDIには新しい取り組みが歓迎される社風と、多くの関連企業との連携できる強みがあるため、これらを生かして幅広い領域にチャレンジしていきたいです。