キャリアについて聞かせてください。
私は2018年に入社し、SEとして配属決定後は約半年間、ネットワークの資格取得に向けた研修やOJTを通してSE業務に必要とされる基本的なスキルを学びました。
2019年からは官公庁担当のSEとして現場に配置され、以降複数のお客さまの社内ネットワークを担当させていただきながら現在に至ります。
私がこれまで関わってきたプロジェクトは、お客さまの業務上欠かせない基幹ネットワークを扱うもので、拠点数も数百に上る大規模案件が中心でした。また業務内容も提案から構築、アフターフォローまで幅広く、そのためプロジェクト期間も2年超などの長期案件がほとんどでした。
KDDIのSEとしての役割は主に「プロジェクトのまとめ役」です。お客さまの要望を整理し、社内の役割を決め、パートナー企業と連携して案件を進めます。
普段のSE業務は数人のチームで動くことも多く、お互いに役割を分担し、助け合いながら業務をしています。
プロジェクトや普段の仕事で成長した点を教えてください。
SEという職種はプロジェクトを取りまとめる上で、お客さまはもちろんのこと、社内やパートナー企業などそれぞれの立場でのメリットが最大化するように物事を進める必要があります。
そのため普段の業務の中で「相手視点に立って考える」ことは、入社時と比べて無意識的にできるようになったと思います。
お客さまには数年先の将来を見据えた提案を実施し、社内ではそれぞれの部署の方針に沿うように役割を定め、パートナー企業にとってはKDDIと協業することが最善の選択肢となるように、SEは実現可能性を考慮しつつ案件の舵を取ります。
社内で活躍する社員を見ていてもさまざまな視点で物事を捉えることができる人は、柔軟に対応を変化させ難しい局面も乗り越えているように思います。
「相手視点に立って考える」ことは場面を問わず必要な力だと思うので、私自身も今後さらにスキルと経験を積み、社内外からの信頼を集められるような人材を目指していきます。
今後挑戦しようとしていることは何ですか?
今後はさまざまな事業や職種を擁するKDDIという環境を生かし、SEよりもさらに専門的な技術が必要とされる部署での業務に関わりたいです。
当面はSEとしてお客さまの問題を解決する経験を積みたいと考えていますが、将来はネットワークのスペシャリストとなるべく巨大なau網を運用するKDDIの技術力やノウハウを身に着けるために、より技術に近い部署で働きたいと考えています。
そしてSEとしての業務の中で経験したお客さまの課題解決の経験とKDDIの技術力を掛け合わせ、KDDIのサービス向上や新サービス開発に関わり、ゆくゆくは世の中の人がよりクリエイティブに働けるように貢献出来たら嬉しいです。
とはいえまだまだSEとして半人前なので、まずは一人前のSEとして社内外から認められるよう、目前の業務に愚直に取り組んでいきたいと思います。