KDDI∞Labo では、
どういったことをやっているのでしょうか?
設立当時は、携帯電話端末からスマートフォンへの移行期。KDDI には、これまで積み上げてきた携帯電話端末のビジネスが一変してしまう強い危機感がありました。
そんな課題意識から、スタートアップ企業に対する支援を通して共に次世代のビジネスを創っていこうというコンセプトで、KDDI∞Labo を立ち上げました。
スタートアップ企業の成⻑を支援する時に、私たちが大事にしているのが「ベンチャーファースト」という考え方です。スタートアップ企業が成⻑して独り立ちできるまでは、私たちがもっているノウハウや顧客基盤、資金などをとにかく「give」する。その過程の中で、スタートアップ企業が持っている最先端の技術力やアイディアが良い影響となって返ってくると信じて、スタートアップ企業と向き合っています。
KDDI∞Labo には、国内のアクセラレータ※としては他の事業会社に先駆けて取り組んできた歴史と実績があります。さらに特⻑的なのは、パートナー連合と呼んでいる日本の大手企業 46 社が、それぞれのミッションを背負いながら KDDI∞Labo のプログラムに参画し、スタートアップ企業との事業連携を進めていることです。パートナー連合の皆さんにも「ベンチャーファースト」の志をもって頂いているので、各社の資産を積極的に提供して頂いて、日本全体でスタートアップ産業を盛り上げています。
KDDI∞Labo では現在、大手企業とスタートアップ企業を結びつけて共に新たな事業を生み出す「事業共創プログラム〜∞の翼〜」と、大手企業が保有する施設や専門分野に関するデータ・知見などをスタートアップに提供し事業を支援する「MUGENLABO 支援プログラム 2020」を運営しています。年間を通じて様々なスタートアップ企業を公募し、KDDI を含む大手企業とのマッチングを行いながら、スタートアップ企業にしか持ち得ないテクノロジーやアイディア力と、大手企業の資産や多様な専門性を掛け合わせて、世の中にない新たな価値を共に創っていく国内随一のアクセラレータ※です。
※大手企業によるスタートアップ企業の支援プログラムのこと、または支援する企業(団体)のこと