キャリアについて聞かせてください。
広報部で6年間、秘書室で3年間を過ごし、現在は再び広報部で働いています。最初の広報部では、報道機関への対応やニュースリリースの作成、商品発表会の企画・運営など、外部向けの広報活動を担当しました。その後秘書室に異動し、副社長・常務の秘書を務め、役員の方々が業務に集中できるようサポートしつつ、社内副業制度を利用して広報業務にも関わりました。現在は広報部に戻り、事業のPRプランの策定と推進を担当しています。日々、当社のステークホルダーと良好な関係を築く方法を模索しています。
プロジェクトや普段の仕事で成長した点を教えてください。
3年間の秘書の経験を通じて、「目線をあげる」ことを常に意識するようになりました。経営者の意思決定のプロセスを目にする中で、高い視点から物事を見ることの重要性を痛感しました。この考え方は、KDDIのフィロソフィのなかで「5:3:2の定理」として定義されています。これは、5割は自分、3割は上司の立場で、2割はさらに上の上司の目線で仕事に取り組むことを意味します。今後も、自身の立場だけでなく組織全体や会社全体の視点から物事を考えることを意識していきたいと思います。

今後挑戦しようとしていることは何ですか?
語学力、特に英語を磨きたいと考えています。当社は毎年2月末にスペイン・バルセロナで開催される世界最大のモバイル関連展示会「MWC Barcelona」に今回初めて出展することになり、私がそのPRを担当することになりました。今後ますますグローバル化が進むなかで、語学の学習は不可欠だと感じています。世界中の方々と円滑にコミュニケーションを図るために、語学を学び直したいです。