インフラの知識や建設会社との折衝を習得。
将来はアカウントプランを提案できるSEに。
- 垣内 佑介 Yusuke Kakiuchi
- 2013年入社
- 「新たな価値を世の中に提供してきたい」という夢を叶えるために、KDDIへ入社。まずはバックヤードSE(システムエンジニア)としてネットワークの設計・構築の経験を積み、途中4ヶ月間はミャンマーに出張して、自社サービスの拡販提案を経験。2015年10月に異動し、大手企業の担当SEとして、Wi-Fiを中心としたソリューションを提案から構築保守まで一気通貫で手がけている。
ITを活用して、
新しい価値を創造していきたい
- KDDIへの入社の決め手は何ですか?
- 社会に貢献する事業に携わりたいと思い、IT企業か医療メーカーで迷っていました。そんな時に出会ったのがKDDI。様々な業界とアライアンスを進めていることを知り、その中には地域医療などもあり、非常に興味を持ちました。それでわかったのは、私は医療をやりたかったわけではなく、医療と何かを組み合わせて、新しい価値を創造していきたいということでした。それはKDDIがめざすことに合致していたので、最後は迷わず決めました。
- SEとして働いて、改めて感じるKDDIの魅力とは?
- KDDIなら、上流SEとして全体を俯瞰しながらプロジェクトを動かすことができます。さらには、色んな働き方ができるのも特長だと思います。例えば、私の場合は、法人のお客さまと交渉を行いながら、建設会社とも折衝し、工事にも立ち会います。もちろん、従来のSEのようにネットワークの設計・構築をメインで行う部門もあります。幅広いサービスを手掛けているので、活躍できるフィールドも多岐にわたります。
- 入社して6年目、キャリアも着実に身に付いていると感じますか?
- そうですね。最初の半年間はバックヤードSEとして金融系のネットワーク構築を担当し、その後設計業務も携わるようになり、ミャンマーの出張先では、自社サービスのアカウント業務にも関わることができました。現在は、フロントSEとして上流工程へとステップアップして、無理なくスキルを磨いてくることができました。
業界最強のSE集団をめざし、
個の成長にこだわる
- これまでの仕事で、やりがいを感じたエピソードを教えてください。
- プロジェクトマネージャーとして大手サービス企業さまへのWi-Fiを中心としたソリューションの提案・構築をしていた時のこと。異動して1年経った頃に、初めて一人でお客さまのフラグシップとも言える最重要店舗を任せてもらいました。50名もの関係者をまとめながら、半年間のプロジェクトを遂行。最後に担当者さまから「垣内さんに任せて置けば安心ですね」と、一個人として評価していただけた時はうれしかったですね。
- お客さまからは、どんな点を評価していただいたのでしょうか?
- 一例を挙げると、新築の店舗を建てる際には、基本的にはネットワークに必要なLAN設備などはお客さまが建設会社に依頼して進めていくのですが、その担当者さまは建設会社への依頼経験がなく困っていらしたので、お客さまと建設会社との間に入って折衝業務を行いました。お客さまからは「本当に必要だと思うことをやってくれるからありがたい」と、ご評価いただきました。
- 仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
- 「ジブンゴト」として取り組むこと。もちろんSEとして業務を標準化していくことは大切ですが、その中でもこだわるところにはとことん関わります。先輩にも「常に考えろ」というアドバイスをもらいます。上司がいつも言っているのは「業界最強のSE集団になろう」ということ。「弱いSEが集まっても強い集団にはなれない。強い個人が集まって、強いチームをつくっていこう」と。そのためにもジブンゴト化して関わり、個の成長もめざしていきたいと思います。
お客さまの中長期のITビジョンを
示せるようになりたい
- 自身のキャリアを描く上で、KDDIの魅力とは?
- 二つあります。一つ目は、20代から大きな仕事を任せてもらえること。もう一つは、普段から上司が若手社員の声を吸い上げようと取り組んでいるところです。上司である部長は3ヶ月ごとにプライベートやキャリアのことを自由に話せる時間をとってくれますし、その上の本部長においては、週に1回本部長室を自由に出入りして相談できる時間を設けてくれています。
- 今後、どのようなキャリアパスを考えていますか。
- SE業務で培った経験を活かして、より幅広い提案業務に挑戦していきたいと考えています。これまでは、インフラの知識はもちろん建設会社との折衝力なども身に付いてきました。
しかし、IoTやボイスチャットなどのアプリの提案・構築はまだ少なく、もっと経験が必要です。最終的には、お客さまの潜在的な課題を把握し、中長期的なITビジョンを示せるような存在になるのが目標です。
- 将来のキャリアを実現するために、現在どんなことに取り組んでいますか?
- お客さまとのコミュニケーションの機会を何よりも重要視しています。お客さまの置かれている状況を理解することで、お客さまにとってより価値のある提案ができると考えているので、プロジェクトの初めての打ち合わせや重要な意思決定の場面では対面で直接やりとりするようにしています。