「技術に強い営業」という夢のために
開発、テスト、運用… とキャリアを広げる。
- 小林 弘輝 Hiroki Kobayashi
- 2015年入社
- 「技術に強い営業になりたい」と思い、KDDIに入社。KDDIの社内システムの運用・保守を担当し、2016年12月からは自ら志願してミャンマーへの1年間の長期出張を経験。帰任後は、基幹システムオープン化の大規模プロジェクトに運用・保守担当として参画。2018年からは開発の一員となり、PMOの試験推進リーダーとして、複数のシステムテストの推進を支援した。
KDDIのフィロソフィーとスピード感が入社の決め手に
- KDDIへの入社を決めた理由は何ですか?
- 主に二つあります。一つ目は、KDDIが掲げるフィロソフィーに共感したからです。高い志を抱き、チームで一体となって、目標に対して取り組んで、達成した際には全力で喜びを分かち合う――まさに、小さい頃から私が取り組んでチームスポーツで味わったことが体感できると思いました。二つ目は、様々なサービスを生み出しているKDDIにIT領域に必要なスピード感を一番感じたからです。
- 入社して、イメージは変わらなかったですか?
- イメージした通りでした。ネットワークなので使えないと意味がなく、もちろんバグやトラブルのないものを創らないといけませんが、あわせてスピードも重要で、そのために部門を超えて、密にコミュニケーションを図っています。また、チームワークも重視しており、チーム、グループ、部門としての目標を上長と逐一合わせ、PDCAのサイクルを回すことも怠りません。
「やりたい!」という強い想いがあれば、任せてもらえる
- 今の仕事でやりがいを感じたのはどんな時ですか?
- 2017年に最大規模のシステム更改となった基幹システムオープン化プロジェクトに携わりました。試験推進リーダーとして、20種類もの他系システムの試験進捗の管理を担当。システム移行時には、全国のauショップのシステムを一斉にストップするため、それまでに試験を終えなければならず、限られた時間内でどこまで試験を行うのかの要否を考えるのが、私の大きな役割でした。無事期間内にやり切った時には非常に大きな達成感がありました。
- なぜ運用担当だったのに、試験推進という開発側の業務ができたのでしょうか?
- 入社2年目にミャンマーへ長期出張した時に、在庫管理システムの改修で、要件定義から導入・保守までを一気通貫で担当したことがありました。そこで、初めてシステム構築時の試験に一から携われた経験が大きかったと思います。
- 入社5年目で、色々と経験されていますよね?
- そうですね。ミャンマーへの出張は、これまで英語が堪能で、経験豊富なエンジニアが行くのが通例でしたが、上長に「行きたい」と言い続けていると、最後は認めてもらえましたし、試験推進リーダーも30代後半のエンジニアばかりの中で、唯一20代のエンジニアとして選んでもらいました。タイミングもあると思いますが、「やりたい!」という想いを伝え続ければ、経験に関係なく責任のある業務を任せてもらえる会社だと思います。
失敗を次の成功につなげられる風土がある
- 将来的には、どういうキャリアパスを考えていますか?
- 将来は、様々な技術に精通した営業担当としてKDDIのサービスをお客さまに提案していきたいと考えています。今は、営業とSE(開発)というふうに業務が分かれていますが、技術のことを分かっていれば、お客さまからの技術的な質問にもその場で答えることができますし、さらに信頼度も高まっていくと思っています。
そういう意味では、要件定義、開発、テスト、運用など経験してきたことは、私のめざすキャリアにつながっています。
- さらに今、取り組むべきことは何ですか?
- 今は、テクニカルな部分をもっと学ぶ必要があると考えています。ネットワークやサーバに障害が発生すると、私たちが指示を出し、実作業はパートナーさんが行っています。そのため、こまかな作業までは理解できていないのが現状です。今後、最適な作業方法まで的確に指示するためにも、実作業の知識をもっと深めていきたいと思っています。これができるようになれば、営業になってネットワークの運用系の質問なら、どんなことにも即答できます。
- 働く環境としてどんな所が魅力だと感じますか?
- 上司の存在は大きいですね。キャリアについて相談するとアドバイスをいただけるのはもちろん、必要に応じて、他部署の研修にも参加できるように掛け合ってくれます。
また、失敗しても責められることはなく、むしろ「同じミスをしないためにどういうふうに改善すべきか」というポジティブな視点で話をしてもらえるので、何事にも積極的に取り組めます。これは、パートナーに対しても同じスタンスなので、チームとしての一体感も感じます。