Tomorrow, Together KDDI

DIVERSITY

KDDIは、「KDDIフィロソフィ」第1章目指す姿の1項に「ダイバーシティが基本」を掲げ、性別・年齢・国籍・障がいの有無・信仰など、多種多様な個性や価値観をお互いが尊重し、理解しあうことが、会社の持続的な成長に不可欠であると明記し、全社でダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。

新人事制度

KDDIでは、働いた時間ではなく成果や挑戦および能力を評価・称賛し、処遇へ反映することを目的とした、人事制度 (以下 本制度) を2020年8月(注1) から導入しています。職務領域を明確化した「ジョブ型」人財マネジメントを導入することで、年齢・経験年数に関係なくジョブに基づく処遇を実現。新卒社員に対する一律初任給も撤廃しています。本制度導入により、ジョブ型の長所を活かしつつ、KDDIグループ内の広範な事業領域でのさまざまな成長機会を活用する、KDDI版ジョブ型を推進しています。

(注1)2020年8月から8月入社の中途社員および2021年4月から2021年度入社の新卒社員に順次導入しています。2021年度から管理職に導入予定です。

<新人事制度 概要>

社内DX

2019年から順次開始しているジョブ型採用や社内副業制度といった社員の自律性を重んじた人事施策に加え、HRテクノロジー (注2) を活用したタレントマネジメントやデジタルトランスフォーメーション (DX) 人財の育成などの施策を開始していきます。

(注2)HRテクノロジーとは、人事・人財を意味する「Human Resources」と、技術を意味する「Technology」を組み合わせた言葉。

オフィス
環境整備
法人の事業拠点である虎ノ門に新オフィスを開設。フリーアドレスを導入し、座席数を6割に削減 2020年8月から順次
オフィスの位置付けをハブオフィス/サテライトオフィス/ホームに再定義。
業務内容に合わせて働く場所の選択を可能に
2020年10月以降順次
IT環境整備 リモート会議を前提とした会議室のIT化 2020年7月以降取り組み中
リモートアクセス環境向上のための設備増強 2020年9月完了
クラウド会議システムの拡充 2020年9月完了
セキュリティを強化した社外持ち出し業務用ノート型パソコンを全社員向けに整備 2020年10月以降順次
派遣社員向け在宅勤務用パソコン・ネットワーク環境の整備 2020年10月以降順次

KDDI 新働き方宣言 ~ それぞれの“働く”をデザインしよう ~

本宣言における“それぞれの働くをデザインしよう”という言葉には、社員一人ひとりの働き方だけでなく、社員の集合体である組織(グループ、部門、本部)としても“より良い”働き方をデザインしていこう、という思いが込められています。
従来のオフィス勤務を前提とした勤務形態から、テクノロジーを活用し、働く時間や場所にとらわれず成果を出せる柔軟な働き方を実現するための環境整備、制度改革を進めています。
また、役職や組織などによらず垣根を越えたコラボレーションを進め、オープンに知見を共有するカルチャーへの改革も進めています。
働き方とカルチャーの改革を通じ、社員の能力発揮を最大化し、エンゲージメントを高め、企業の持続的な成長を目指します。

多様な働き方を支える制度

KDDIは、企業理念において全従業員の物心両面の幸福を追求することを掲げており、男女や職種の区別なく快適に働けるよう、様々な制度を整えています。また、時間を有効に活用するために、また変化するライフステージの中でもそれぞれの持てる力を十分発揮できるように、テレワークや変形労働時間制、フレックスタイム制勤務など、柔軟な働き方を追求しています。

テレワーク勤務制度
柔軟な働き方の実現および業務効率の向上を目的にした制度。
変形労働時間制
業務量に応じて1ヵ月単位での所定労働時間を変更できる制度。
勤務間インターバル制度
健康管理、長時間労働の抑制、ワークライフバランスマネジメント等に対する意識向上を目的に、時間外労働を含む勤務終了時刻から次の勤務開始時刻までに最低「9時間」の休息時間を確保する制度を全社に適用。
フレックスタイム制勤務
フレックスタイム制勤務に名称変更。時間にとらわれることなく、自律的に仕事を行って頂くための制度。

女性活躍推進

会社の意思決定に女性を参画させることが企業力強化につながると考え、女性リーダーの育成に注力しています。
組織のリーダー職で人事評価権限を持つ「ライン長」に女性を200名登用することを掲げ、課長職一歩手前から部長登用候補までを対象とした「女性ライン長登用プログラム(JLP)を実施しています。その取り組みの一環として、「マインドアップセミナー」やプロコーチによる「コーチング」を実施、リーダーに必要なスキルの習得やマインドセットに取り組んでいます。
また、社内のロールモデルとの対話の場を設けることで、女性リーダーが直面しやすい課題への対処やネットワーク構築を支援し、更なる成長の後押しをしています。
これら社内での育成施策に加え、社外との異業種交流にも積極的に参画、若手からリーダー層まで全ての層で、意欲ある女性社員の視座を高める取組みを進めています。
一方で、女性が出産・育児などのライフイベントを迎えてもキャリア意識をもって活躍し続けられるよう、テレワーク等の労働環境の整備をはじめ、多様な人財が能力を生かし、高いパフォーマンスを発揮するための土醸成を図っています。

女性ライン長登用プログラム
「マインドアップセミナー」

女性リーダー候補者が集まり、リーダーに必要なスキルの習得やマインドセットを行い、社内ロールモデルから応援メッセージ受けました。

ワークライフマネジメント

出産、育児、介護などの状況でも仕事との両⽴ができるよう、法定基準を上回る制度を導⼊し、社員をサポートしています。また、育児セミナーや男性育休ワークショップの実施、男性育休冊子の配布など、男女ともに育児と仕事を両立し活躍できる風土の醸成を図っています。
復職後は、家庭や業務の状況に応じて選択できるフレキシブルな勤務制度(短時間勤務、変形労働時間制、在宅勤務等)により、本人の意思、勤務の状況などにあわせた柔軟な働き方ができる環境を整えています。出産・介護等を理由に退職した社員の「再雇⽤制度」、配偶者の海外勤務に最長3年間の休職を認める「配偶者同行休職制度」も備えています。

■育児・介護と仕事の両立支援

出産や育児、介護と仕事の両立ができるように、短時間勤務や出産、介護、子の看護などの休暇制度があります。
(下図の通り)育児、介護短時間勤務は、勤務時間を5〜7時間の範囲で選択でき、毎月柔軟に変更することができます。その他、変形労働時間制、在宅勤務など、本⼈の意欲、業務、育児や介護の状況に合わせて、柔軟な働き⽅ができる環境を整えています。育児短時間勤務、時間外労働の免除・制限中は、転居を伴う異動も不可としています。これらの制度を活⽤することで、育児休職を取得した社員は、⾼⽔準で復職しています(復職率 男性100%、⼥性99% 2019 年度実績)。

仕事と育児 両立のための制度
仕事と介護 両立のための制度

障がいのある社員の支援

障がいのある社員が、障がい特性に合わせて安定的な職業⽣活を送れるよう、アンケートに基づく本⼈への⽀援に加えて、上司を対象としたガイドブックを提供するなど、就業環境の整備を進めています。
聴覚障がいにより情報保障が必要な社員に対し、音声をリアルタイムで文字に翻訳するアプリ「UDトーク」がインストールされた端末を配布し、日常業務や職場社員とのちょっとした情報交換に役立てています。

「ACEアワード 2019」でグランプリを受賞

KDDIでは、各職場で障がいのある社員が多数活躍しており、一般社団法人企業コンソーシアム(ACEが主催するACEアワードで、企業で活躍する障がい者のロールモデルとして、参加企業最多の3名の社員がグランプリを受賞しています。
2019年度グランプリを受賞した鈴木雅弘は、KDDI総合研究所に勤務し、先端技術の調査・技術開発などを行っています。自らの経験と着想から、障がい者のみならず高齢者にとっても使いやすいスマホの開発・商用化を実現しました。他社との共同プロジェクトチームのリーダーとして、コミュニケーションツールを最大限活用しながら、チームをけん引する姿勢が高く評価されました。

外国籍社員の活躍促進

KDDI は、外国籍社員が⽇本においても快適に就業し、能⼒を存分に発揮できるよう、永住権の取得や扶養家族、厚⽣年⾦などの制度に関する情報提供を⾏っています。また、宗教に配慮した礼拝スペースも設置しています。外国籍社員が⼈種や宗教によって差別を受けないよう、マルチカルチャーについてわかりやすく解説したガイドブックを社内イントラに掲載しています。

LGBTに関する理解向上と、個々を尊重した職場環境づくり

LGBT(性的マイノリティ)当事者がイキイキと安心して働けるよう、様々な取り組みを行なっています。2013年度よりセミナーやE-ラーニングを実施し、LGBTに対する社内の理解向上を図ってきました。2016年度には、採用時のエントリーシートから性別欄を廃止しました。
2017年度には、社内規定における配偶者の定義を改訂し、同性パートナーも配偶者に含め、社内制度の適用対象者としました。さらに、2020年度には、会社が認めた同性パートナーとの子についても、社内制度上 “家族” として扱う「ファミリーシップ申請」を新たに導入しました。
その他、アライ(理解者・支援者)の拡充を目的に、「KDDI ALLY」ロゴステッカーを作成、PCなど周囲から見える場所に貼ることで、アライを可視化したり、アライコミュニティを形成し、LGBTを身近に感じてもらう活動を開始したりしています。
それらの取り組みが評価され、企業におけるLGBT施策の評価指標であるPRIDE指標の最高位となる「ゴールド」を2016年度より5年連続で受賞しています。

健康経営の促進

2018年4月髙橋社長よりKDDIグループ健康経営宣言「社員が幸せで、活力ある企業であり続けるために社員の「健康」が重要な経営課題と捉え、企業理念のもと、社員一人ひとりの健康を組織で支える健康経営を推進する」を発信しています。
この宣言をうけ当社では、重点的な取り組みとして、健康診断結果の有所見者比率の改善、社員喫煙率の低下、メンタル不調による休職者数の削減を目指し、全社を挙げて取り組んでいます。
これまでの主な健康施策には、健康ポイントプログラム「KDDIワクワクポイント」の導入(2019年4月~)、全国106拠点のKDDIオフィスの全面禁煙(2020年4月~)社内カウンセラーによる年2回の全社員面談の実施(2019年5月~)。
さらに今年度、心身に不調を持つ社員を早期に社内カウンセラーの面談に繋げる目的で、「AI」を活用した仕組み「AI社員健康管理」(2020年9月~)を導入しました。健康経営優良法人2020ホワイト500も取得しています。